●トロイの木馬が含まれた、消費者センターからのメール
SCAN DISPATCH は、アメリカのセキュリティ業界及ハッカーコミュニティから届いたニュースを、狭く絞り込み、深く掘り下げて掲載します。
『The Registrar』や『SC MAGAZINE』などが16日、イタリアで26人の“フィッシングギャング”が逮捕されたと報じた。大量逮捕はイタリア警察が、イギリスの代表的な料理、フィッシュ&チップスをもじって、“Phish & Chip”と名付けた作戦によるもので、フィッシング詐欺
不正に獲得した情報で金儲けできるということで、情報盗難事件の手口は巧妙になるばかりだと言われている。McAfeeが昨年末に発表した2007年のセキュリティへの脅威の予測でも、「マルウェアを専門家や犯罪組織が作成するケースが増加しているのは明らか」との現状につい
7月9日、「クレジットカード情報を不正に取得した犯人が事業に寄付を行うケースが増えている」と『TECHWORLD』が報じた。
●ネット上で悪名高いRBNとの関係
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7月21日に発売が予定されている、人気シリーズ“ハリー・ポッター”の最終巻『Harry Potter and the Deathly Hallows(ハリー・ポッターと死の秘法)』。世界的な大ヒット作の完結編、ファン待望の1冊ということで、発売前から関係者によると見られる内容リークなどで世
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去る6月、ホテルをはじめとする観光関連、エンターテインメント、市議会など多数のイタリアのウェブサイトがマルウェアに感染し、サイトを訪れたユーザをトロイの木馬に感染させてしまうとの警告が、トレンド・マイクロなどのセキュリティ企業により行われた。このマルウ
米国でのiPhone人気の加熱ぶりは、日本でも報道されているが、ウイルス、トロイの木馬、ワームなどのマルウエア業界(?)やフィッシュングその他の詐欺行為も、このiPhoneの人気にいち早く“対応”しており、7月5日に発見されたのが、オフィシャル・ウエブサイトiPho
米国のシークレットサービスが6月25日、サイバー犯罪対策イニシアチブの一環として、世界数ヵ所で逮捕を行ったと発表している。ターゲットとなったのは、さまざまな財務、ID情報などの売買をはじめとする不法な活動に関わっていた個人だ。
●組織に大損害を与えるDoS攻撃
6月18日、『Reuters』が、数千件のイタリアのホテルや旅行関連をはじめとする多数のウェブサイトが既にマルウェアに感染していると報じた。サイトを訪れたPCはそのマルウェアに感染。そのPC内のデータがリモートに送信され、盗まれるというものなので、トロイの木馬の一
米国司法省とFBIが、ボットネットの黒幕“ボットハーダー”に対抗、ボットネットワーク撲滅のためのプロジェクトを展開している。作戦名はOperation Bot Roastで、6月13日の発表では、国内で100万台以上のボット感染したPCを検出したということだ。
●米国版100円ショップもワイヤレスが被害
スパム監視団体、Spamhaus、Spam URI Realtime Blocklists (SURBL)、Realtime URI Blacklist (URIBL)のウェブサイトが先週、DOS攻撃を受けたと、英国の『The Register』が伝えた。
ハッカーによる消費者の情報盗難事件としては史上最悪となった、米国のディスカウント・ストア・チェーン、TJXからの個人情報漏洩事件。本社システムに侵入した犯人が、TJXの関連各社の店舗でクレジットカードやデビットカードを利用した顧客の情報を盗難していた。デー
去る5月に米国カリフォルニア州のカーソン市で、財務官のラップトップ・コンピュータをハッカーが攻撃。市の財源4万5000ドルを奪ったと『ロサンゼルス・タイムス』が報じた。
●疑問視されたTSAの情報管理
SymbianOSを搭載した携帯電話を狙った「トロイの木馬」が3種類も見つかったと、インターネット・セキュリティの会社、F-Secureの研究所が5月18日付けのブログで発表、21日には『The Register』も事件について報道している。