SCAN DISPATCH は、アメリカのセキュリティ業界及ハッカーコミュニティから届いたニュースを、狭く絞り込み、深く掘り下げて掲載します。
●中国からの攻撃に備える世界
「2007年、個人情報盗難事件で漏洩したデータの件数は2006年の数字より3倍以上となった」と、USAトゥディが伝えている。
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米国で最も重要とされている科学研究所のうち2軒で、コンピュータシステムがハッカーによる攻撃を受け、侵入されたというニュースが発表され、米国民にショックを与えている。また、攻撃元は中国と考えられている。
オンラインバンキングを用意している銀行は、多数のセキュリティ対策を講じて悪意のある攻撃を阻止している。が、顧客がログインして送金するキーストロークをそのまま複製することによって、そのセキュリティを回避するトロイの木馬である「Prg Banking Trojan」が流行
12月3日付けの英国の代表的な日刊紙『The Times』が、PIN番号をはじめとする英国民の個人情報が販売されているウェブサイトについて取り上げ、英国民にショックを与えた。『The Times』によると、一銭も情報料を支払うことなしに、口座情報などの財務関連のデータをダ
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●セキュリティ強化を進める企業
●漏洩リスクが高いノートパソコンのセキュリティ対策
今年もあと1カ月あまりとなった26日、シマンテックのブログで2008年のセキュリティ・トレンドが発表された。来年の目立った動きとして予測されているのは、米国の大統領選挙関連の脅威、ボット、ウェブ脅威の進化、モバイルプラットフォーム、スパム、バーチャルワール
「ユーザに信頼されている、人気のドメイン名がハッカーに攻撃されている」と20日付、『internetnews』が伝えている。
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●インターネット犯罪のクリスマス商戦
Scan二誌横断特集「アジアのセキュリティ動向」では、Scan Security Wireと、Scan Security Management二誌連動で、それぞれ韓国と中国を代表する情報セキュリティカンファレンスに現地取材を実施、アジアの情報セキュリティの動向を探ります。
外付け記憶装置、ハードディスク・ドライブ(HDD)ストレージ製品の有名ブランドMaxtor。その最新式の大容量外付けハードドライブがトロイの木馬に感染していたと、台湾の台北タイムズが伝えた。
今年3月、米国アトランタのセキュリティ企業SecureWorksが、これまで安全だと考えられていた暗号化技術、SSL/TLS通信から機密情報を盗むマルウェアを発見したと報告している。Goziと名づけられたこのマルウェアを作成したのはロシア人だという。
米国、国防総省の諮問委員会が、米国のロボット戦士が、マルウェアによってコントロールされる危険を警告したと、英国のセキュリティサイト『The Register』が伝えている。ロボット戦士については、10年以内の実用化が予定されている。
●お粗末なワイヤレスセキュリティの現状
最新のインターネット犯罪の傾向を調査しているセキュリティ研究家が、大規模なボットネットを用いるウェブサイトを発見したと、『PC World』が伝えている。このサイトの新しい点は、ボットネットの運営者はPCを感染させるごとに、クライアントに請求を行っていることの
今年10月19日から21日まで開催されたハッカーの会議Toorconで、AirTight NetworksのVivek RamachandranとMd Sohail Ahmadが、WEPで保護されているワイヤレスネットワークからも、簡単にPCのデータを盗難できることをデモ実演した。Toorconは今年で9回目を迎え、米国サン