アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、サンマイクロシステムズ社のSolarisオペレーティングシステムで、ローカル攻撃者が "wall" コマンドを悪用してスーパーユーザー(root)を偽装し、全ユーザーに対してメッセージを表示する可能性がある。この問題は、通常 /usr/sbin/wall に位置するsetgid wall バイナリーの入力検査アルゴリズムに含まれるものである。攻撃者は、/usr/sbin/wallを実行する前にstderrをクローズし、偽の "From" ヘッダーを送信するだけで、リモートプロシージャコール(RPC.walld)メッセージをシミュレートできる。さらに攻撃者は、スーパーユーザー(root)を含むあらゆるユーザーを偽装して、システムメッセージを表示できる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【22:15 GMT、01、05、2003】