PC-cillinに悪用可能なバッファオーバーフローが存在 | ScanNetSecurity
2024.05.14(火)

PC-cillinに悪用可能なバッファオーバーフローが存在

 アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、トレンドマイクロ社のPC-cillin 2002アンチウイルスソフトのインターネットメールスキャンアプリケーションに、ローカル環境で悪用可能なバッファーオーバーフローが存在する。PC-cillinはpop3trap.exeを通してプロキ

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 アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、トレンドマイクロ社のPC-cillin 2002アンチウイルスソフトのインターネットメールスキャンアプリケーションに、ローカル環境で悪用可能なバッファーオーバーフローが存在する。PC-cillinはpop3trap.exeを通してプロキシーサービスを提供することにより、電子メールにウイルスが含まれていないかスキャンするアプリケーションである。pop3trap.exeはローカルホストのアドレス (127.0.0.1) を通してポート110で TCP接続を受入れる。このポートに接続し、大量の文字列 (1,100文字) を送信すると、指示ポインターが上書きされ、アプリケーションがクラッシュしてしまう。また、攻撃者は文字列に構造化されたデータを含めることにより、任意のコードを実行することもできる。尚、上記の攻撃用プログラムは、マイクロソフト社の Windows XPでしか使用することができないように設計されている。


※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン
 ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。
 アイディフェンス社の iAlert サービスについて
 http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml
 情報の内容は以下の時点におけるものです
 【18:00 GMT、11、29、2002】
《ScanNetSecurity》

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