株式会社コンテックは5月7日、同社の太陽光発電施設向け遠隔監視機器「SolarView Compact」へのサイバー攻撃報道について発表した。
一部報道機関では、SolarView Compact にサイバー攻撃があり、一部の機器が悪用されたとの報道を行っていたが、同社によると、悪意あるハッカーが SolarView Compact の脆弱性を突き、同社が推奨する対策を行っていない一部の機器に不正中継を実施できるバックドアを設置し、機器が悪用されうる状況にあったとのこと。
同社では2023年7月18日に、SolarView Compact をインターネットから閲覧可能な状態で運用している場合、当該製品の脆弱性を狙った不正アクセスが頻繁に行われていることが判明した旨を公表していた。
同社では、対策ソフトウェアへのアップデート、機器を使用したシステム全体のセキュリティ対策の実施を強く推奨している。