株式会社クオリティアは9月6日、「オンラインセキュリティに関する調査」の結果を発表した。
同調査は7月21日から7月27日の7日間に、全国の20歳から59歳の会社員(契約社員、派遣社員含む)または公務員・団体職員で情報システム担当部署に所属する⼈を対象に実施し、1,000名の有効サンプルを集計している。
同調査によると、オンラインセキュリティ全般に関して「⾮常に不安を感じている」が7.1%、「やや不安を感じている」が32.9%で、合計した「不安を感じている(計)」は40.0%で、情シス担当者の4割が、勤務先のオンラインセキュリティに何らかの不安を持っていることが判明した。同様にメールのセキュリティに関しても「不安を感じている(計)」が41.4%となった。
同調査で、勤務先のオンラインセキュリティ対策として強化が必要だと思うものを尋ねたところ、「パスワードを安全に管理する」が26.0%で最多となり、「ソフトウェアを常に最新にする」が23.4%、「顧客データを安全に管理する」が21.3%、「ユーザーごとに適切なアクセス権を設定する」が21.2%、「データのバックアップ体制を構築する」が21.0%と続いた。その他、「メール誤送信防⽌システムを導⼊する」が18.7%、「標的型攻撃メール訓練を⾏う」が17.8%と上位となった。
