両備システムズ、クラウドの安全運用のために全社員の5%強に脆弱性診断士の資格取得を推進 | ScanNetSecurity
2024.04.27(土)

両備システムズ、クラウドの安全運用のために全社員の5%強に脆弱性診断士の資格取得を推進

株式会社両備システムズは11月9日、グローバルセキュリティエキスパート株式会社(GSX)が提供するセキュリスト(SecuriST)認定資格制度を活用した「セキュリティエンジニア育成プロジェクト」の開始を発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
 株式会社両備システムズは11月9日、グローバルセキュリティエキスパート株式会社(GSX)が提供するセキュリスト(SecuriST)認定資格制度を活用した「セキュリティエンジニア育成プロジェクト」の開始を発表した。

 GSXが提供するセキュリスト(SecuriST)は、情報システムのセキュリティテスト(脆弱性診断)に必要な技術やスキルをハンズオン含むトレーニングで習得し、さらに認定試験を受験し合格することで「認定脆弱性診断士」として認定されるセキュリティ人材認定資格。

 両備システムズではGSXとの企業間連携を進化させ、両備システムズの技術者がGSXのセキュリスト(SecuriST)「認定Webアプリケーション脆弱性診断士公式トレーニング」「認定ネットワーク脆弱性診断士公式トレーニング」を受講する。

 両備システムズは「セキュリティエンジニア育成プロジェクト」推進の目的として、「クラウドサービスがサイバー攻撃を受けた際の影響を正確に判断できる知識を養い、脅威や脆弱性を踏まえた具体的な攻撃者の視点・攻撃手法を習得した、プロフェッショナルなセキュリティ人材の育成」と「将来的なWebアプリケーション開発者の技術的なセキュリティ知識・技術の向上(底上げ)」を挙げている。

 両備システムズでは、本プロジェクトにて資格取得を目指す対象を「クラウドサービスを提供する社員」と設定、まずは各カンパニーの技術者が受講し、脆弱性やセキュリティの知識を持ったうえで、プログラム開発・導入・サーバ構築・ネットワーク・設定をするようにする。同プロジェクトでは2022年度に100名を目標に育成を開始し、2023年以降も継続してセキュリティ人材を育成し、セキュアな開発、導入、設定が出来る土台を作っていくとのこと。
《高橋 潤哉》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×