「バリュー・ネットワーキング」構想で、「FRAPS」による「クラウド型のネットワーク」を提供(ヤマトホールディングス) | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

「バリュー・ネットワーキング」構想で、「FRAPS」による「クラウド型のネットワーク」を提供(ヤマトホールディングス)

ヤマトホールディングスは、物流改革を通じて日本の成長戦略に貢献する「バリュー・ネットワーキング」構想を発表した。

製品・サービス・業界動向 ダイジェストニュース
ヤマトホールディングスは、物流改革を通じて日本の成長戦略に貢献する「バリュー・ネットワーキング」構想を発表した。

同時に「厚木ゲートウェイ(GW)」を8月11日から、「羽田クロノゲート(CG)」を9月下旬から、それぞれ稼働させることも発表した。

グローバル化の進展で、日本の製造業や一次産業にとって、コスト削減が国際競争力の向上のための重要な課題となっている。しかし「製造コスト」や「人件費」は、すでに限界レベルまで切り詰められており、為替も不安定な状況が続くことが予想される中、コスト削減の余地が残っている最後の領域として「物流の改革」が注目されている。

同社が発表した「バリュー・ネットワーキング」構想は、羽田CG、厚木GW、沖縄国際物流ハブが提供するスピードと、独自のLT・IT・FT、コアコンピタンスである日本全国、アジアのラストワンマイルネットワークをシームレスに融合し、物流のスピード、コスト、品質の全てを大幅に高める新たなソリューションを提供するもの。ネットワークの革新で、物流を「バリューを生み出す手段」に進化させ、「物流の改革」を通じて日本の製造業の国際競争力強化に貢献していく。

バリュー・ネットワーキングでは、「スピードと付加価値機能を一体化」した多機能スーパーハブとして「羽田・厚木・沖縄」を本格稼働させ、価値を付加しながら素早くネットワークを結節する「止めない物流」を提供する。「まとめて預かり、最適化しながら複数個所に届ける」をネットワーク上で素早く、確実に輸送する「FRAPS」(フリー・ラック・オート・ピック・システム)による出荷場所・出荷形態・出荷量を問わない「クラウド型のネットワーク」を提供する。

世界初「一貫保冷・国際小口輸送」ネットワークを活用して「国際クール宅急便」をスタートする。出荷から到着までを、シームレスに「デジタル情報化」し、送り手、受け手が共有できる「物流の見える化」を図る。

ヤマトホールディングス「バリュー・ネットワーキング」構想を発表、厚木GWと羽田CG稼動開始へ

《編集部@レスポンス》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×