独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は4月16日、Oracle社のJava Deployment ToolkitプラグインおよびActiveX コントロールに任意のコードを実行される脆弱性が存在することが確認されたとして、注意喚起を発表した。この脆弱性が存在するのは、Java SE 6 update 10からJava SE 6 update 19のバージョン(Windows版、Solaris版、Linux版)。攻撃者がこの脆弱性を悪用し、巧妙に細工したHTMLファイルを開くことで、一般ユーザのPCを攻撃者に制御される可能性がある。Oracleでは、この脆弱性を解消する最新版のJava SE 6 Update 20を提供しており、該当するユーザは早急にバージョンアップするよう呼びかけている。http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20100416-java.html