一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は9月17日、ソフトウェアの不正コピーが発覚した印刷関連企業とACCS会員において4,500万円の調停が成立したと発表した。 これは、神奈川県所在の印刷関連企業において、会員企業(フォントワークス株式会社、株式会社モリサワ他)が権利を有するソフトウェア及びデジタルフォントを不正にインストールしていたことが2020年1月に発覚したというもの。 その後、和解交渉が難航し民事調停へ移行した結果、2021年7月下旬に調停が成立し8月に損害賠償金4,500万円が支払われたという。本民事調停は、複数のACCS会員企業が共同で参加し和解成立した数少ない事例とのこと。