東北芸術工科大学は8月19日、同大学に関係する個人の情報がインターネットで閲覧可能な状態にあったことが判明したと発表した。これは8月18日10時06分、同大学の在学生から大学事務局に電話があり、大学ホームページのお問合せフォームから問合せをした内容が、自分の氏名をキーワードとした検索結果のひとつとして表示されている、という旨の連絡を受け、直ちに大学事務局にて同様の検索を行い、大学ホームページの問合せフォームのプログラムに問題があることが判明したというもの。同大学は同日中にプログラムの改修を実施している。 また併せて、個人情報が閲覧可能になっていた可能性のある、2009年4月以降に問合せフォームを使用した全ての情報通信について調査を実施致しました。同日中に疑われる約600件の情報通信の確認が終了し、Yahoo、Exciteを使用して個人氏名で検索した場合、同大学に資料請求した個人や、高校教員、他大学在学生など、計22名分の個人情報の一部(氏名、住所、電話番号など)が検索結果として表示されることが判明した。同日中に情報の削除要請および大学事務局システム管理者による削除手続きを実施し、8月19日12時10分時点で、該当するすべての情報が削除されたことを確認したという。http://www.tuad.ac.jp/newsevents/topics/newpage_20090820_083355/