ソフォス、2008年第1四半期の「セキュリティ脅威レポート」を発表 | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

ソフォス、2008年第1四半期の「セキュリティ脅威レポート」を発表

 ソフォス株式会社は5月1日、世界におけるサイバー犯罪の傾向をとりまとめた「ソフォス 2008年第一四半期セキュリティ脅威レポート」を発表した。レポートによると2008年第1四半期は、5秒に1件の頻度でセキュリティ脅威に新たに感染したWebサイトが発見されている。200

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 ソフォス株式会社は5月1日、世界におけるサイバー犯罪の傾向をとりまとめた「ソフォス 2008年第一四半期セキュリティ脅威レポート」を発表した。レポートによると2008年第1四半期は、5秒に1件の頻度でセキュリティ脅威に新たに感染したWebサイトが発見されている。2007年通期には14秒に1件だったことから比較すると、Web脅威急増の深刻さがうかがえるとしている。2008年第1四半期(1〜3月)にWebベースのマルウェアをホスティングしていた国別のランキングは、1位はアメリカ(42.0%)、2位は中国(30.1%)、3位はロシア(10.3%)となっている。2007年通期には4分の1以下(23.4%)だったため、アメリカでの感染が急激に悪化した。

 また同時期のWebマルウェアランキングは、1位が「Mal/Iframe(29.0%)」、2位が「Mal/ObfJS(27.0%)」、3位が「Mal/ZlobJS(6.7%)であった。2008年第1四半期にソフォスが新規に感染を検知したWebサイトは、1日平均15,000件を超えた。このうち大多数(79%)がハッキングされた正規サイトであり、コンピュータユーザにとってより深刻な問題であるとしている。いまや、Webアクセスの約1%が感染サイトに対して行われるもので、そのほとんどが正規サイト、しかも多くの人がアクセスする有名サイトだという。


ソフォス:2008年第1四半期のセキュリティ脅威レポートを発表
http://www.sophos.co.jp/pressoffice/news/articles/2008/05/secrep08q1j.html
《ScanNetSecurity》

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