三菱電機株式会社は、NTTと2000年に共同開発した128ビットブロック暗号アルゴリズム「Camellia(カメリア)」が、ISO/IECにおいて世界最高水準の安全性と実用性に優れた暗号方式として評価され、国際標準規格(ISO/IEC18033)として採用されたと発表した。同アルゴリズムは、両社の暗号設計のノウハウを結集させて開発されたもので、世界最高レベルの安全性を有するとともに、ソフトウェア・ICカードといったプラットフォームに依存しない高速なソフトウェア実装、世界最小かつ最高水準の処理効率をもつハードウェア実装が可能であるなど、優れた実装性能をも兼ね備えた暗号方式。鍵長は128、192、256ビットが利用可能。尚、今回「Camellia」と共に標準規格として採用された128ビットブロック暗号としては、AES(米国政府標準暗号)とSEED(韓国政府標準暗号)の2種類がある。 http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2005/0526-c.htm