しかし、なにを目標としているか、よくわからないのであるが、仮に首相官邸のサーバを停止させることが目標だとすると、この攻撃に多数の参加があってもその可能性はきわめて低いと考えられる。 理由は単純。首相官邸のページは「www.kantei.go.jp」であり、今回のデモのターゲットとなっている「ご意見募集」のフォーム処理は「form.kmail.kantei.go.jp」で行われている。それぞれの IP アドレスやサーバのソフトの状態などから推定すると、物理的に異なるサーバにおかれている可能性が高い。こうした情報は、ちょっとした知識とツールさえあれば簡単にわかる。