スクリプトやクッキーなど企業の論理の押し付けwebは間接的な共犯者?利用者のセキュリティ無視のHTMLメールの推進はさらに危険! | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.11.16(金)

スクリプトやクッキーなど企業の論理の押し付けwebは間接的な共犯者?利用者のセキュリティ無視のHTMLメールの推進はさらに危険!

 さまざまな企業サイトで各種スクリプトやクッキーの利用が進んでいる。サイトによっては、スクリプトをオフにしていたり、クッキーをオフにしていると利用ができないところもある。利用できないだけでなく「スクリプトを有功にしてアクセスしてください」「クッキーを

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 さまざまな企業サイトで各種スクリプトやクッキーの利用が進んでいる。サイトによっては、スクリプトをオフにしていたり、クッキーをオフにしていると利用ができないところもある。利用できないだけでなく「スクリプトを有功にしてアクセスしてください」「クッキーをオンにしてアクセスしてください」といったアラートを出すサイトも増えている。
 こうした企業サイトのあり方は、マーケティング上は有効であるが、利用者のセキュリティという面では、きわめて危険性が高い。全ての利用者が、いちいちセキュリティパッチをあてているわけではない。セキュリティパッチは月に1度しかあてない人もいるほか、スクリプトとクッキーをオフにすることで自衛している者もいる。
 また、さらに重要なのは、問題の発生よりもセキュリティパッチの配布が早いとは限らないことである。

 スクリプト、クッキーの使用を義務づける企業サイトは、スクリプトやクッキーのセキュリティホールによる危険性を増大させているといえる。

 同様に主としてマーケティング関係者の要請で増加しつつあるHTMLもセキュリティ上の問題を意図的に無視して、推進されているとしか考えられない。サイトの場合は、アクセスした利用者しか被害を受けることがなく、さらに必ず改竄をともなうので、早期に被害を発見できる。この2つの要因により、被害の拡大を抑えることができる。
 これに対してメールはプッシュであり、一度配信されてしまえば、全ての利用者に届いてしまう。
 一般に名前の知られている大手企業であってもメールのセキュリティ管理がおそまつであることは、相次ぐウィルス送信事件からも明らかであり、企業のセキュリティ管理能力が向上するまでは、HTMLメールの採用は危険といわざるをえない。
 安易なHTMLの推進は、事件がおきた場合に利用者への甚大な被害と、当事者である企業にとりかえしのつかない信頼の低下を招くことになる。この認識が企業特にマーケティング担当者には欠如していると思われる。


・企業のメール配信関連過去の事件
浸透しないメールマーケティングのセキュリティ(2001.6.3)
https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/2219.html

花王リーゼクラブが3万3千人にウィルスメールを送信(2001.5.25)
https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/2179.html

メール関連トラブル増加の傾向 (2001.5.7)
https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/2060.html

メールマーケティングの普及にともなって広がるウィルス送信事件 (2001.3.19)
https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/1814.html

野村総研配信のお知らせでトラブル (2001.4.17)
https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/1985.html

《ScanNetSecurity》

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