大英図書館には多くの個性がある。独特の複雑な役割分担があり、それは法律で独自に規制されている。別の見方をすれば、ITインフラストラクチャは古くから確立されたコアサービスとの間でリソースを奪い合い、しばしば失敗するという点で、国やその他の大規模な組織の典型である。大英図書館の状況も、うまくいかないことの壮大な例にすぎない。
興味深い研究発表として、イスラエル工科大学やコーネル工科大学などの研究者は、OpenAI の ChatGPT や Google の Gemini など、生成 AI を活用する AI アプリケーションを標的としたゼロクリックワーム「Morris II」を開発し、ユーザーの個人情報の窃取に成功したことを発表しました。
中でも新しい暴力の形としてノン・ステート・ウォーが増えている。国家によらない暴力。昔からあるテロもそうだが、ハッキングやデジタル影響工作など新しい攻撃方法が幅広く用いられており、全領域での戦いとなっている。そして、戦闘の担い手の多くは民間企業である。過去の軍需産業とは比較にならないほど広範囲の傭兵産業が生まれている。
2023 年 12 月に公開された、Cacti における、遠隔コード実行につながる脆弱性を悪用するエクスプロイトコードが公開されています。
ビッグイシューは、ホームレスの人々、ホームレスになる恐れのある人々、貧困の中にある人々に、お金を稼いで社会復帰するチャンスを与えることにより命綱を差し出す役割を果たしている。同グループへの攻撃は、病院や慈善団体への攻撃となんら変わらないものとみなしてよいだろう。このような攻撃は道徳的に忌まわしいものとみなされる。たとえサイバー犯罪者であってもそう考えるはずだ。
米国のジョー・バイデン大統領は議会に対し、サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)への追加資金 1 億 300 万ドルの承認を求めた。この結果、CISA の予算総額は 30 億ドルとなる。
2024 年 1 月に公開された、任意のファイルの読み取りが可能となる Jenkins の脆弱性に対するエクスプロイトコードが公開されています。
2 月に最も件数換算の被害規模が大きかったのは、株式会社大藤つり具による「大藤つり具にランサムウェア攻撃、過去にダイレクトメールを送付した顧客情報が流出した可能性」の最大 約20 万件だった。
類似の実験では「見分けがつかない」「成功率が高い」といった結果にとどまっていることが多いが、この論文では AI 作成フィッシングメールの「品質評価」、人力と AI 作成メールに対して AI がどの程度、真贋や意図を判定できるかにまで踏み込んで調べた。
「我々は小規模な慈善団体が法律を理解するのに支援が必要であることを理解している。しかし、これは法律を破る言い訳にはならない」
NIST による CSF の元のバージョン(および 1.1)を使用したことがある人は、その 5 つのコア機能(識別、防御、検知、対応、復旧)に馴染みがあるだろう。この 5 つの機能に欠けていたのが、CSF 2.0 で新たに追加された 6 つ目の機能「ガバナンス」である。
イスラエルのあるセキュリティアナリスト曰く、「サイバーインテリジェンスの9割はOSINTでいける」のだそうだ。真偽はともかく、だれでも合法に行うことができることだからといって、OSINTを侮るのは危険だ。
2 月は中国のセキュリティ企業である安洵信息技術有限公司(I-SOON)の社内情報が流出し、世間を賑わせました。同社は、中国の公安部、国家安全部、人民解放軍とも取引があり、APT への関与が指摘されています。
最近の経済調査によると、欧州の一般データ保護規則(GDPR)が、欧州企業によるデータの保管量および処理量の減少につながっている。このプライバシー保護規則が、データの管理をよりコストがかかるものにしているためである。
2023 年 12 月に修正された、Microsoft Windows OS での権限昇格が可能となる脆弱性のエクスプロイトコードが公開されています。
おもしろいことにいまの時代環境だと、流れにまかせるとだめ連の生き方になるような気がする。社会は、成功のために「運」や「努力」を要求するが、そんなものは役に立たない。20 世紀に社会人になれたラッキーな人にはわからないレベルの運や努力が必要になる。20世紀に社会人になれた世代は、流されても生産性のある生き方ができた。仕事をして子供を育てることに特別な運や特別な努力は必要なかった。
ITシステムおよびセキュリティプラットフォームを提供するFleetが、MDMプロトコルを利用した興味深いツールを公開している。標的システムにバックドアやエージェントプログラムをインストールしなくてもMDMサーバーをC2サーバーのように悪用できるというものだ。
また別な観点もありうる。セキュリティ技術、もっと言うならテクノロジー全般の進歩は早く、1、2 年のうちに「時代遅れ」と化してしまうと考えられる。「たとえばサイバーセキュリティ研究で学位を取る場合、4 年間のコースが待ち受けています。しかしその 4 年間にテクノロジーが急速に進歩するため、1、2 年目に得た知識は 3、4 年目には時代遅れになってしまうのです」と、ブラジルで銀行の CIO を勤めるある回答者は述べている。
1 月に最も件数換算の被害規模が大きかったのは、株式会社エイチームによる「Googleドライブの閲覧範囲の設定誤り、935,779人の個人情報が閲覧可能な状態に」の 935,779 人だった。
ヨーロッパでは、デジタル端末による就業時間とプライベートの時間の境界の曖昧化への対応として、すでに「つながらない権利」を法制化し、企業はそれを導入している。雇用主から提供されるノートパソコンや携帯電話は明らかに就業時間外に使用されているが、平均的な労働者も、時を選ばず上司からのメールやテキストメッセージを閲覧しており、その返信を期待されることもある。労働者の権利団体は、その期待こそがサービス残業の原因だと主張する。
ネットワークには、少なくとも 60 のメンバー組織が何らかの形で関与していると言われる。まずある組織がウェブサイトに入り込み、このウェブサイトをネットワークに提供する。そこから VexTrio 独自の TDS インフラに、被害を与えようとする閲覧者を通知する。すると、TDS はこの閲覧者を有害ページに誘導する。通常 TDS は、特定の条件を満たす者だけを有害ページに誘導する。
2023 年 4 月に修正された、apport-cli の権限昇格が可能となる脆弱性に対するエクスプロイトコードが公開されています。
中東のレバノン共和国の首都であるベイルートのラフィク・ハリーリ国際空港のフライト情報表示システム(FIDS)がハッキングされたことが報じられました。空港の出発・到着スクリーンには、ヒズボラとその責任者であるハッサン・ナスララ師に向けた文字列が表示されたといいます。
「病院に補助金を支給しないというのは、セキュリティ改善につながる最善の策とは思えない」「それどころか、逆効果かもしれない」
グループが M&A 等により海外子会社や拠点を増やした時期だ。セキュリティレベルはおろか、業務システムやポリシーも対策もバラバラな状態で海外拠点のインシデントも発生、セキュリティクライテリアの格差問題も認識されるようになった。モバイルやクラウド環境へのセキュリティ対応は、Okta、ZScaler、CrowdStrike といったフレームワークによってゼロトラストネットワークを構築した。そしてこれを全拠点に展開するが、グローバルで同じインフラを使うとなると、基準となるポリシー統一が不可欠となる。
日本の BreakingDown とアメリカの Active Club が異なるのは、Active Club は武装化し、LGBTQ3 や人種別の集会を襲撃し、ひどい時には殺人まで行う点だ。Active Club は RMVEs(Racially or Ethnically Motivated Violent Extremists:人種または民族的動機による暴力的過激主義者)と称されることもある白人至上主義者の組織なのだ。
2023 年 10 月に、Apache ActiveMQ にて遠隔コード実行につながる脆弱性に対するエクスプロイトコードが公開されています。
それぞれの恐喝の試みで異なる偽名が使われているものの、被害者たちとのやり取りには、以下のとおり多くの類似点が見られた。このことは、2 つの攻撃の背後には共通する 1 人の人物がいることを示している。(1)セキュリティ研究者であると主張 (2)ランサムウェアギャングのサーバーを経由して盗まれたデータにアクセスできると主張 (3)匿名メッセンジャーアプリ「Tox」を使ってやりとり・・・
2023 年 9 月に修正された、Microsoft Windows OS での権限昇格が可能となる脆弱性のエクスプロイトコードが公開されています。
ランサムウェアとの戦いにおける次の一手は、立法府からもたらされなければならない。2024 年は脅威を永久に抑えつけるのに役立つ効果の高い政策決定が行われた年としても、人々に記憶されるようにすることができるし、そうならなければならない。とはいえ、この問題に完璧な解決策はない。立法を通したランサムウェア対策に関してはいくつかの考え方があるが、その中で最も注目されるのは、民間企業および公共機関の両方に身代金の支払いを全面禁止することだ。
かくしてシグネチャファイルを書き換えるツール、Defender Pretender(wd-pretender.exe)が完成した。Defender Pretender は、マルウェアやスパイウェアのブラックリスト、ホワイトリストを制御できる。つまり偽の Defender が正規の Defender をバイパスできることになる。攻撃者はシステムの保護機能に煩わされることなく、マルウェアをインストールすることができる。
ランサムウェア集団の取り締まり活動の詳細が明らかになることはまれである。シンガポールを拠点とする Group-IB の脅威インテリジェンスチームは、多数のランサムウェア集団やその関係先に潜入してきたがその全貌は明かされていない。どうやってサイバー犯罪者の集団に潜入し続けたのか? そして、それぞれの活動の詳細とは?
ハマスとイスラエルの武力衝突に関連しても、興味深いニュースが報じられています。これは、親イスラエルのハッカーがイラン全土の約 7 割のガソリンスタンドの支払管理システムを停止したというものです。
2023 年 10 月に、Linux OS で幅広く利用されているライブラリ glibc に、権限昇格につながる脆弱性が報告されています。
2023 年に取り上げたセキュリティ事故やインシデント記事の総件数は 621 本、最も被害規模が大きかったのは「内部調査で判明、アカウント連携システムの不備で「出前館」アカウント情報が閲覧された可能性」
IT分野の公認機関「英国コンピュータ協会(BCS)」の報告書によると、英国の技術系労働人口に占める女性の割合が男性と均等になるには、あと 283 年かかるという。
約 2,400 万人の米国市民の個人データを販売したオンラインマーケットプレイスを運営した罪で、ウクライナ国籍の男が懲役 8 年の刑に直面している。
11 月に最も件数換算の被害規模が大きかったのは、Suishow株式会社による「位置情報SNS「NauNau」で200万人以上の個人情報が閲覧可能な状態にとの報道、第三者機関も交えて調査」の 200 万人だった。
2023 年 6 月に修正された、Microsoft Windows OS での権限昇格が可能となる脆弱性に対するエクスプロイトコードが公開されています。
ガートナー シニアディレクター・アナリストのデール・ガードナー氏は、業務への AI 活用におけるセキュリティ戦略として「AI TRiSM」を提唱している。AI TRiSM とは何か?
サイバーレジリエンス法に対する懸念は、10 月にも表明化していた。サイバーレジリエンス法をまとめる際に欧州委員会がオープンソースコミュニティをほとんど無視していたことが明らかになったからだ。幸いなことに最新バージョンはこれらの懸念に対処しているようだ。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が今年夏頃に、サイバー攻撃を受け、Active Directory(AD)への侵害を通じて宇宙開発に関する機微情報が漏洩した可能性があることが報じられました。米中をはじめ、日本においても宇宙事業は国家安全保障戦略に含まれていることを勘案しますと、組織としてもう少し考えて行動すべきだったように思います。
さらにケイティ・ムーサリス氏を称えた。Microsoft 経営陣はバグに関して、リサーチャーに報酬を支払うことは「絶対ない」と言っていたのだが、ムーサリス氏が中心となって、Microsoft にはバグ報奨金プログラムが必要であると Redmond 上層部を説得した。最終的に Microsoft に転機をもたらしたのは、独自ブラウザで Internet Explorer の市場優位性に挑んできた新興企業Google を打倒したいという思いだった。
2023 年 7 月に、Linux OS で高いシェアを誇る Ubuntu のファイルシステムに、権限昇格につながる脆弱性が報告されています。
10 月に最も件数換算の被害規模が大きかったのは、株式会社NTTマーケティングアクトProCX と NTTビジネスソリューションズ株式会社による「NTTマーケティングアクトProCX 元派遣社員 約900万件の顧客情報を不正に持ち出し、一部カード情報も含む」の 約 900 万件だった。
アトランタを拠点とするハイテク企業の元最高執行責任者(COO)が、2018 年に 2 つの病院に意図的にオンライン攻撃を仕掛け、後にその事件を引き合いに出して売り込みを行った事件の裁判で、有罪を認めた。
2023 年 6 月に修正された、Zoho 社の ManageEngine ADManager Plus の脆弱性を悪用して遠隔コード実行を試行するエクスプロイトコードが公開されています。
ローマのパンテオンにも似たドーム構造を持つ、オランダのハールレムにあるケペルゲバンゲニスは、パノプティコンの原理(編集部註:看守からは囚人を監視することができるのに対して、囚人は自分が監視されているかどうかわからない円形構造の監獄)に基づいて監獄として設計された。
殺人請負業者に金を払って気に食わないライバルを消そうと Rentahitman.com を利用したことにより、34 歳の女性が 1 年半の禁固刑に処された。予想できる展開ではあるが、彼女が雇った殺し屋は、FBI 捜査官だった。
国際政治の場でインターネット(サイバー空間)抜きにした議論が成立しなくなっている。市民の生活レベルでもネットはすでに社会秩序の一部である。この状況から「スプリンターネット」の議論はむしろ必然として生まれた。
ボーイングは、ランサムウェアのギャング集団「ロックビット(LockBit)」が同航空宇宙・防衛請負業者から機密データを流出させたと報じられた数日後、サイバー事件の発生を認めた。
韓国警察庁は、韓国のデータ復旧会社の 5 人が、北朝鮮の Lazarus グループと共謀してランサムウェアを流布し、被害者 778 人から復旧費用として 34 億ウォン(約 3.7 億円)を奪ったとして拘束したことを発表しました。ランサムギャングと交渉し、高額費用を被害企業にふっかけるといった業者がいることはたびたび噂になっていましたが、本件は当初より共謀していており、興味深い事案といえます。
2023 年 7 月に修正された、Microsoft Windows OS での権限昇格が可能となる脆弱性のエクスプロイトコードが公開されています。
REvilプラットフォームのテイクダウン、グループの解体は、FBIやユーロポール、ロシアFSB、さらに米露政府も異例の国際連携の成果だが、捜査プロセスを細かに調べると不明な部分もあり、課題も残している。
彼が考えたのは「体質改善」だ。セキュアでないコード断片をレポジトリから取り除けば、ソフトウェア全体の強化につながる。だが、どうやって? 手作業ではとうてい不可能だ。
裁判記録によると、フーパーは 2018 年 8 月、データベースを運営する匿名の会社にアカウントを開設し、後にそのアカウントから窃盗に及んだという。
筆者の勝手な推測だが、恐らくこれらのページはすでに更新が終わり、誰が管理しているのかもよく分からないまま、長年放置された結果、被害に遭ったのであろう。2020 年に「撤去予定サーバ」からNTTコミュニケーションズ株式会社に不正アクセスが行われた件も想起させる。
賽の河原とシシュフォスの岩は、背景やメッセージが異なるものの、終わらない作業(戦い)という点は一致している。セキュリティ対策も「いたちごっこ」などと言われ続け、我々は日々終わりのない戦いに挑み続けている。
合衆国第 5 巡回区控訴裁判所は、誤報の拡散を抑制する目的でソーシャルメディアと連携してはならない米政府機関のリストに、サイバーセキュリティーインフラセキュリティ庁(CISA)を追加した。
2023 年 3 月に修正された、WordPress のプラグイン WooCommerce Payments の脆弱性に対するエクスプロイトコードが公開されています。
民間のオンライン攻撃者に適用される全規則は次のとおりである。
では、具体的に何を OSINT で発見すればいいのか。杉浦氏は次の 5 項目を挙げた。どれも攻撃者視点で考えられていることに注目してほしい。攻撃者は何を考えているのか。どこを狙ってくるのか。そのうえで攻撃に必要な情報はなにか。彼らはその情報を調べるはずだ。
Volexity 社が EvilBamboo として追跡する脅威アクターが、モバイルデバイスを標的としたマルウェアを悪用し、中国が国内の脅威とする「五毒」を標的としている可能性を指摘しています。