シマンテック コーポレーションは2月23日、日本全国の4,700名のインターネットユーザーに対して実施した「インターネット利用時の防犯意識と実態」の調査結果を発表した。これによると、インターネット利用において、防犯意識が高くインターネット犯罪の被害に最も遭いにくい県民を総合的に判断すると、「堅実」で「情報に敏感」な県民性を持つ奈良県民であることが判明した。奈良県は、セキュリティソフトの使用率は87%、インターネットの利用歴も比較的長い「7年以上」が74%と全国2位で、また「初対面の人の話を信じるか」に対しては「全然信じない」「あまり信じない」との回答が合計54名で3位であった。さらに、詐欺や他人に騙された人の話を聞いた時は、「自分も注意しなければと思う」が、86%(5位)であった。なお、反対にインターネット犯罪に遭う可能性が最も高い県民を今回の調査と県民性から判断すると、「好奇心が旺盛で流行りものに飛びつく」香川県民と、「衝動的な言動が多い」秋田県民であるという。http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20100223_02