社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は2月3日、北海道警生活経済課と函館方面本部生活安全課、函館中央署が2月3日、インターネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製したコンピュータソフトや海外ドラマを販売していた青森県十和田市の元派遣労働者男性(31歳)を著作権法違反の疑いで函館地検に追送したことを著作権侵害事件として発表した。この男性は2008年9月、アドビ システムズが著作権を有する「Adobe Creative Suite 3 Design Premium(日本語版)」を無断で複製したDVD-R1枚を2,000円で、また同年12月にはマイクロソフトが著作権を有する「Microsoft Office Enterprise 2007」を権利者に無断で複製したDVD-R1枚を、東京都調布市の男性に対し計4,000円で販売していたほか、2008年7月頃から2009年6月までの間、複数の顧客に対し海外ドラマの海賊版DVDを販売していた。なお、男性は海外ドラマの海賊版DVD販売で2010年1月19日に同県警に逮捕され、函館地検に送致されていた。また、警察の調べによると、男性は2008年1月から2009年7月までの間に約100万円を売り上げていたという。http://www2.accsjp.or.jp/criminal/2009/0915.php