シマンテック株式会社は12月17日、今回で5回目となる「オンライン詐欺に関する実態調査」の結果を発表した。この調査は、日本国内の個人ユーザ1,000名を対象に本年10月に実施したもの。調査結果では、普及が進んだオンラインショッピングやサービスの決済方法として、過去1年でクレジットカードによるオンライン決済利用の増加が、他の方法の利用増加を大きく上回ったことが明らかになった。 また、オンライン詐欺から身を守る「自信」が低下している傾向が見える一方で、インターネットの利用の仕方が特に「変わっていない」回答者が「変わった」回答者を上回る結果となっている。同社ではユーザの心得として、「最新かつ総合的なインターネット・セキュリティ製品をインストールし、常にアップデートをしておくこと」「個人情報または金銭にかかわる情報を聞き出そうとするメールや電話には答えないこと」など4点を挙げている。 http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20081217_01