株式会社日立製作所と日本CA株式会社は2月18日、企業内におけるさまざまな情報システムを利用する際に必要なパスワード入力を指静脈認証に代替でき、利用者の利便性とセキュリティレベルの向上を実現する「セキュアシングルサインオンシステム」を共同開発したと発表。同日より提供を開始した。開発した認証システムは、日立の指静脈認証技術を活用した「指静脈認証管理システム」と、日本CAのWebアクセス管理システム「CA SiteMinder Web Access Manager(シーエー サイトマインダー ウェブ アクセス マネージャ)」(CA SiteMinder)を連携させたシステム。本システムを導入することで、Windows環境、また、Webアクセスやメール、社内の決裁システムなど、さまざまなWebアプリケーションシステムを利用する際に必要なパスワード入力を指静脈認証で代替してシングルサインオンを実現でき、ユーザーの利便性が向上する。また、CA SiteMinderの機能により、システムのアクセス制御や記録の一元管理が可能となるため、IT内部統制整備への対応や、運用コストの削減が実現できる。出荷は3月3日より。価格は個別見積。http://www.ca.com/jp/press/release.aspx?cid=167494