株式会社ニューズ・ツー・ユーは11月21日、同社が提供するASPサービス「News2u リリース」の顧客が保有する個人情報が外部からのアクセスで一部閲覧できる状態にあったことが判明したと発表した。これは、「News2u リリース」によりプレスリリース配信を同社で代行する際に、配信のあて先として同社サーバにアップロードされていた個人情報を含む一部のCSVファイルが、本来一般からアクセスできない状態であるべきにもかかわらず、同社システムの不備により外部からアクセス可能な状態にあり、実際にアクセスされた形跡を確認したというもの。閲覧可能にあった個人情報は、同社会員企業5社が保有する個人情報リスト171名分で、社名(または媒体名)、氏名、部署名、役職名、電話番号、FAX番号、メールアドレスが記載されていた(個人によって漏洩情報に差異がある)。原因は、2007年6月30日に同社が行った「News2u リリース」で使用する新旧サーバの移行作業を行った際、作業の手順に不足およびサーバ設定の確認が不十分であったことであり、2007年11月2日、アプリケーションを修正する処置をしており、現在は安全に利用できる状態だという。今後はサーバ設定内容の履歴管理を厳密にし、現在の確認手順書の改定を行うとしている。ニューズ・ツー・ユー:個人情報漏えいについてのお詫びとご報告http://release.news2u.co.jp/release.php?id=NRR200724352.xml