情報処理振興事業協会セキュリティセンター(IPA/ISEC)は、2003年第2四半期[4月〜6月]の不正アクセス届出データの集計を発表した。発表によると、第2四半期(4月-6月)の届出件数は合計113件と、2002年第3四半期よりほぼ横ばいの推移をしている。しかし、「侵入を目的としたアクセスの届出が増加していること」、「設定不備が原因で被害に遭うケースが増えていること」などから、IPA/ISECは、コンピュータセキュリティ設定の徹底および日常の運用管理によるセキュリティ対策を継続することを呼びかけている。http://www.ipa.go.jp/security/crack_report/20030806/03q2.html