財団法人インターネット協会は7月7日、携帯電話における不適切な情報のフィルタリングを実現するデモンストレーションシステムを発表した。同システムは、児童にとってのインターネット上の不適切な情報に対処するために開発されたもの。SFSブラウザがインターネットへのアクセスの中継として利用する「モバイルSFS」は、同協会のフィルタリングソフトSFSのエンジンを用いて開発されたフィルタリングサーバで、PICSに準拠したフィルタリングのほか、コンテンツやURLに含まれるキーワードなどにより、出会い系サイトなどへのアクセス制御が可能となる。フィルタリングは、同協会が制定したフィルタリング基準Safety Online2に基づいて行われる。http://www.iajapan.org/rating/press/20030707-press.html