Media PlayerのMIDIファイル処理の脆弱性に関する検証レポートを発表(NTTデータ先端技術) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.10.19(金)

Media PlayerのMIDIファイル処理の脆弱性に関する検証レポートを発表(NTTデータ先端技術)

NTTデータ先端技術は、Windows Media PlayerのMIDIファイル処理における脆弱性(MS12-004:CVE-2012-0003)に関する検証レポートを公開した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
NTTデータ先端技術株式会社は1月30日、Windows Media PlayerのMIDIファイル処理における脆弱性(MS12-004:CVE-2012-0003)に関する検証レポートを公開した。これは、Microsoft WindowsのWindows Media Player内にてMIDIファイルの処理に使用されている、Windows マルチメディア ライブラリ(winmm.dll)に任意のコードが実行される脆弱性について検証したもの。この脆弱性は、winmm.dllがMIDIファイルを処理する際にリモートコードが実行可能となる脆弱性。この脆弱性により、攻撃者が細工したMIDIファイルをメールに添付し送信、または何らかの方法でユーザを攻撃者のWebサイトに誘導し、細工したMIDIファイルを再生させることで、ローカルユーザと同じ権限を奪取できる危険性がある。同社では今回、この脆弱性の再現性について検証した。

検証は、Windows XP SP3上のInternet Explorer 7を検証ターゲットシステムとして実施した。検証は、ターゲットシステムにWebページを閲覧させ、細工したMIDIファイルを開かせることで攻撃コードを実行させる。それによって、ターゲットシステムにおいて任意のコードを実行させるというもの。ターゲットシステムは、悪意のあるユーザが用意したホストに制御が誘導される。今回の検証に用いたコードは、ターゲットシステム上から特定のサーバ、ポートへコネクションを確立させるよう誘導し、システムの制御を奪取するもの。その結果、誘導先のコンピュータ(CentOS)のコンソール上にターゲットシステム(Windows XP)のプロンプトが表示されたことから、ターゲットシステムの制御の奪取に成功した。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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