HDD抜き取りによる情報漏えいを防止するセキュリティ技術を新開発(富士通研究所) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.10.21(土)

HDD抜き取りによる情報漏えいを防止するセキュリティ技術を新開発(富士通研究所)

製品・サービス・業界動向 業界動向

 株式会社富士通研究所は10月19日、PCなどに内蔵されたハードディスクドライブ(HDD)の抜き取りによる情報漏えい対策として、抜き取ったHDDを不正なPCに接続しようとした場合に、接続したPCの認証を行い、HDD内のデータの消去やアクセスの制限を行う技術を世界で初めて開発したと発表した。

 新技術は、HDDが接続されているPCを予め認証しておき、それ以外のPCで、そのHDDを接続して利用しようとした場合に、HDD内データを自動的に消去したりアクセス制限を行うというもの。セキュアなHDDを実現するために、Trusted Computing Group(TCG)が策定した業界標準の「Opal Security Subsystem Class(Opal SSC)」仕様では、OS起動前に認証処理を行うアプリケーションを実行することが可能なため、これを利用して、接続されたPCの認証とデータの自動消去を行う機能をソフトウェアとして追加した。

 認証されたPCではないと判断したときは、データの消去あるいはOSやデータへのアクセスを制限しPCの起動を中止することが可能。これにより、PCからHDDを抜き取られた場合でも漏えいの危険性を大幅に軽減できる。業界標準仕様のHDDをベースにしているため、専用のハードウェアは不要。また、OS起動前に自動的に認証処理が行われるため、操作性を損ねることもない。同社では、今年度中に技術の完成度を高め、2010年度中の実用化を目指す予定。

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2009/10/19.html
《ScanNetSecurity》

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