経済産業省は6月18日、日本政府としては初めて、国務大臣による電子公文書の発出を行った。これは、日本貿易振興会からの後援名義の申請をインターネットで受け付け、平沼大臣自らの操作による電子署名を施した電子公文書を発出し、承認する旨の通知を電子メールにより送付したというもの。同省では、インターネット上で申請書の受付や公文書の発出を安全に行う「汎用電子申請システム」、政府認証基盤(GPKI)を利用した大臣等の官職を電子的に証明する「経済産業省認証局」、省内で決済承認をペーパレスで行う「電子決済システム」を構築しており、今後は法令の整備を含め、申請・届出等手続きについても順次電子化を進めていくとしている。http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0001639/0/010618denshishomei.htm