ところが数カ月前、例の米国企業からロジャーに連絡が入った。サポートを終了したソフトウェアを使っていたドイツの顧客が、紙のアーカイブを紛失した。だがデジタルアーカイブは手元に残っている。そんな内容だった。米国企業はロジャーに書類の復元を依頼した。一日当たりの報酬は、ロジャーが受け取る年金およそ 1 カ月分にも相当する金額だった。
先日、筆者の会社に「Top Cyber Threat Intelligence Services in APAC」にノミネートされたとの嬉しい連絡を頂きました。これも、常日頃から皆様にご支援いただいているおかげです。
電子フロンティア財団(EFF)のサイバーセキュリティディレクター、Eva Galperin はこの決定を歓迎し、「 DEF CONで『変態メガネ禁止(no pervert glasses)』ポリシーが導入されるのは素晴らしい」とコメントした。Meta のスマートグラスは覗き見や盗撮といった変態行為の道具になった。「Meta メガネ プライバシー侵害」で検索すればすぐに、メガネ着用者による不適切な撮影行為の例が無数に見つかる。しかも、女性や子供が標的にされているケースがほとんどである。
複数の命名体系が存在するせいで、研究者たちは同じ集団を 10 種類もの異なる名前で呼んでいる。たとえば「ロシア軍事情報部 第 74455 部隊」という同一の組織が「Seashell Blizzard」「IRIDIUM」「VOODOO BEAR」「BE2」「UAC-0113」「Blue Echidna」「PHANTOM」「BlackEnergy Lite」「APT44」と呼ばれるといった具合だ。
「生命保険が発明されるまで、このような動機による殺人は人類社会に存在しなかった。保険制度の創設が、意図せず新たな犯罪の動機を生み出した」と登壇者は語った。生命保険は人々の生活を守るために生まれたが、同時に「保険金のために人を殺す」という、設計者が想定しなかった動機も生み出した。善意で作られた制度が、意図とは正反対の結果を招くことがある。そしてサイバー保険も、同じ構造の上にあるのではないか。
英国情報コミッショナー事務所( ICO )は、2022年に発生した、2 段階にわたって行われたデータ侵害事件により最大 160 万人の英国ユーザー情報が漏洩したとして、LastPass に対し 120 万ポンド(約 2 億 4,000 万円)の罰金支払いを命じた。
そして、AI エージェントやシステムを悩ますプロンプトインジェクション問題の大半と同様、この脆弱性はコードで完全に修正することはできない。AI は自然言語を理解して応答することが本来の機能であり、正当な要求と悪意ある要求を区別できない場合があるからだ。そこで Noma の研究者たちはドキュメントによる対応を GitHub に提案したが、それすらも実現しなかった。
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FBI が情報を求めて Huntress 従業員に接触した際、「彼女は即座に FBI の連絡内容をそのまま脅威アクターに転送し、FBI 捜査官の名前を含むスクリーンショットまで送った」とフォランドは LinkedIn で主張している。「彼女は Devman に、法執行機関が積極的に Devman を調査していることを知らせた。さらに彼女は、FBI が Devman を追っているという理由から協力を拒否した」
オランダ警察が詐欺師を公開処刑的に晒し上げて自首に追い込む作戦が大成功を収めている。同国の「Game Over?!」キャンペーンでは、詐欺師のぼかし入り画像を公開し、2 週間以内に自首しなければモザイクを外すと脅迫した。有言実行で、2 週間後にオランダ警察は、ガソリンスタンド、ショッピングセンター、駅など至る所に最重要指名手配の顔写真がデジタルサイネージで掲示された。
銀行のヘルプデスク詐欺の容疑者 6 人が、オランダ警察にアムステルダムの住居を急襲され、被害者候補との通話中に現行犯逮捕された。警察によると、容疑者は 15 歳から 30 歳で、アムステルダムの民家に設置した即席のコールセンターから活動していた。
しかし、この会社の CEO がユーザー名とパスワードを欲しがった理由を聞いたらきっと、従業員たちは感激のあまり涙を流したことだろう。それは、2,000 人全員のメールを自由に覗き見できる「素晴らしい権限」を手に入れるためだ! その CEO には過去に、ある幹部が誤って機密情報を全社員にメール送信してしまい、夜を徹して全アカウントにログインし、誰かの目に触れる前にメッセージを削除したという経験があったのだ。
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ランサムウェア犯罪集団にも失敗はある。だが今回の失敗は致命的で、下手をすればロシアの強制収容所送りになりかねないものだった。独立国家共同体(CIS:ロシアを中心とした旧ソ連諸国の連合体)加盟国の企業を誤って感染させてしまったのだ。ランサムウェア集団は火曜日、謝罪文を発表した。
ランサムウェア攻撃による情報漏えいに関する通知が始まると事態は急展開した。通知されたエンドユーザーたちが Blackbaud 社に対して全米各地で訴訟を提起したのだ。その数は 30 件、40 件と上昇を続ける。
これは「ろくに対策もしていなかった組織がインシデントから多くを学んだ」的なものでは全く無い。むしろ手を尽くしていてもやられてしまい、なおかつ「全米が泣いた」ならぬ「全米から訴訟を受けた」企業の話である。演習を定期実施しているような成熟した組織こそこの記事の想定読者だ。
AI を活用したセキュリティ診断スタートアップ企業 Novee社の創業エンジニア兼セキュリティ研究者のエラド・メゲドがこの脆弱性を発見して報告した。カンファレンスの講演申込みを準備していた彼は、興味深いパターンに気づいた。様々なハッカー会議や学術シンポジウムが、表向きは独自のイベントなのに、講演募集フォームは全て同じシステム(pretalx)を使っていたのだ。
「なぜ今の Google 検索はクソなのか?」という質問への回答に引用されたリンクは、ポーランド系 SEO 専門家のブログ記事『Google 検索が死にゆく理由と代替検索法』、さらに IT 系ブロガーの投稿『なぜ Google 検索はここまでひどくなったのか? 便利な回避策付き』そして、Reddit スレッド『Google 検索が劣化してるのって俺だけ?』、そして経済学者の『Google 独占問題を経済学で斬る』である。
この調査は、AI サーバーファーム( AI 処理用の大規模データセンター)が米国でいかに急速に世論の反感を買う存在になったかを示している。電気料金への影響(データセンターは地域の電力需要の数 10 %を占めることもある)、水資源の大量消費、周辺地域での大気汚染や騒音公害に関する報道が、この傾向に拍車をかけている。
Mythos について、ステンバーグ氏の評価は手厳しい。ブログ投稿で「宣伝目的の茶番としては驚くほどの大成功だったことは認めざるをえません(an amazingly successful marketing stunt for sure)」と評している。
3 月の動向をまとめますと、国家アクターは「止めるべきもの」をよく理解している、ということを再認識させられた月と言えそうです。通信を握れば社会を揺さぶれます。認証を破れば組織を乗っ取れます。AI の判断をだませば、人間の意思決定を曲げられます。
CISA は今年、数百万ドルの資金と職員の約 3 分の 1( 1,000 人近く)を失った。その中には、ランサムウェア攻撃を事前に警告するプログラムを 1 人で運営していたデイビッド・スターン氏も含まれる。同氏は 2022 年後半から 2025 年後半までの間に 4,300 以上の組織に事前警告を送信し、約 90 億ドルの経済的損失を防いだ。CISA に 10 年以上勤務した同氏は、政権の人員削減方針により昨年末に事実上追い出され、12 月に辞職した。