岡山県精神科医療センターへのランサムウェア攻撃、最大約 40,000 人分の患者情報が流出した可能性 | ScanNetSecurity
2024.07.22(月)

岡山県精神科医療センターへのランサムウェア攻撃、最大約 40,000 人分の患者情報が流出した可能性

 地方独立行政法人岡山県精神科医療センターは6月11日、同センターの保有する患者情報の流出について発表した。

国際
トップページ
  • トップページ
  • リリース(患者情報等の流出について)
  • リリース(経緯)

 地方独立行政法人岡山県精神科医療センターは6月11日、同センターの保有する患者情報の流出について発表した。

 同センターでは5月19日午後4時頃から、同センター及び東古松サンクト診療所の電子カルテを含めた総合情報システムにて、ランサムウェアとみられるサイバー攻撃が原因の障害が発生していた。

 同センターによると、岡山県警本部から同センターの保有する患者情報の流出を確認した旨の連絡が6月7日にあったとのこと。

 流出した可能性があるのは、総合情報システムで職員が業務で作成した資料を保存していた共有フォルダ内の最大約40,000人分の患者情報(氏名、住所、生年月日、病名等)と病棟会議の議事録等。

 同院では「私どもの電子カルテのセキュリティー対策への管理監督が十分でなかったためにこのような事態を招き、これまで信頼いただいた皆様を裏切ることになってしまいました。」と謝罪している。

《ScanNetSecurity》

編集部おすすめの記事

特集

国際 アクセスランキング

  1. 岡山県精神科医療センターへのランサムウェア攻撃、最大約 40,000 人分の患者情報が流出した可能性

    岡山県精神科医療センターへのランサムウェア攻撃、最大約 40,000 人分の患者情報が流出した可能性

  2. リクルートが実証実験中の不動産会社向けサービスのサーバに不正アクセス、従業者等の情報が漏えい

    リクルートが実証実験中の不動産会社向けサービスのサーバに不正アクセス、従業者等の情報が漏えい

  3. 住友重機械工業のサーバに不正アクセス、従業員の個人情報漏えいが判明

    住友重機械工業のサーバに不正アクセス、従業員の個人情報漏えいが判明

  4. 山陰合同銀行の委託先でウイルス感染

  5. 国際手配のランサム犯 逮捕されずに世界中を旅行

  6. CrowdStrike Blog:民主党全国委員会のハッキング事件に対するCrowdStrikeの対応 ー その記録

  7. 支払額倍増の場合も ~ オラクルが Fortune 200 へ Java ライセンスに関する監査書送付を開始

  8. 伝説的ハッカーグループ出身者が大統領候補に(The Register)

  9. 海外における個人情報流出事件とその対応 第179回 史上最悪の漏えい事件で国際犯罪団起訴 (1)データ不正利用で計9,400万件もの被害

  10. 失業後データ盗み大手 IT 企業を恐喝、セキュリティコンサルタント 57 歳起訴

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×