株式会社ベルシステム24ホールディングスは7月11日、6月21日に公表した海外子会社のシステムへの不正アクセスについて、続報を発表した。
同社子会社のBELLSYSTEM24 VIETNAM Inc.(ベルシステム 24 ベトナム)では6月17日に、利用するサーバへの不正アクセスを確認しており、同社グループおよびサイバーセキュリティ会社などの専門家の協力のもとで、状況の把握と解決に向けた対策を進めていた。
ベルシステム24ホールディングスでは現在、同社対策本部で統制をとり、ベルシステム 24 ベトナムと連携しながら、外部専門家の協力のもとで対応を進めており、ベルシステム 24 ベトナムでは被害のあったサーバを停止し、クライアント企業各社のデータを取り扱う領域と切り離し、業務遂行している。
同社では、フォレンジック調査会社などの専門家を含め被害状況の調査を継続中だが、一部のクライアント企業からコールセンター受託業務で預かっている顧客情報が漏えいした可能性が判明している。
同社では既に、該当のクライアント企業と連携を開始している。
同社では今後、公表すべき事項が判明した際は速やかに開示するとのこと。