一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月17日、「2018年 1月 Oracle Java SE のクリティカルパッチアップデートに関する注意喚起」を発表した。これはOracle社の発表を受けたもので、この脆弱性を悪用された場合、リモートからの攻撃によってJavaが不正終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性がある。対象となる製品とバージョンは、「Java SE JDK/JRE 8 Update 152 およびそれ以前」「Java SE JDK/JRE 9.0.1 およびそれ以前」。修正済みのバージョンは、「Java SE JDK/JRE 8 Update 161」「Java SE JDK/JRE 9.0.4」となる。なお、公式アップデートを終了している「Java SE JDK/JRE 6」および「7」も脆弱性の影響を受けるという。また、複数バグの累積パッチである「パッチセット アップデート(8u162)も同時に公開されているため、必要に応じて適用を検討するよう呼びかけている。
Oracle Weblogic Server の wls-wsat コンポーネントにおけるデシリアライゼーションの不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.1.15 Mon 8:30