サイバー保険の認知度は約28%、経営リスク分析実施企業ほど高い意識(IPA) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

サイバー保険の認知度は約28%、経営リスク分析実施企業ほど高い意識(IPA)

IPAは、「企業におけるサイバーリスク管理の実態調査2015」報告書を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は6月30日、「企業におけるサイバーリスク管理の実態調査2015」報告書を発表した。本調査は、企業の経営者やリスク管理責任者等を対象に、リスクマネジメントの一環として、サイバーリスクに対する体制整備の状況やリスク移転の手段となるサイバー保険の活用状況等の実態を把握するために実施したもの。調査は2月6日から2月16日にかけてWebアンケートにより実施したもので、有効回答数は1,773名。

報告書によると、経営リスク分析を実施しているのは全体の34%であった。また、実施している企業は実施していない企業よりもIT関連保健の加入率が3.2~4.4倍高いことがわかった。さらに、CISOがいる企業といない企業では、運用面でのセキュリティ対策において約2.6倍、技術面では約2.3倍の差があった。なお、サイバー保険の認知度は全体の約28%であり、情報セキュリティに関する事故を経験した企業や、プライバシーマークを取得している企業に認知度が高い傾向があった。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×