経営トップダウンで先手を打つ海外、事故が起こってから後手後手の日本:企業セキュリティ実態調査(NRIセキュア) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2019.08.18(日)

経営トップダウンで先手を打つ海外、事故が起こってから後手後手の日本:企業セキュリティ実態調査(NRIセキュア)

NRIセキュアは、「企業における情報セキュリティ実態調査2019」の結果を発表した。

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(NRIセキュア)は7月18日、「企業における情報セキュリティ実態調査2019」の結果を発表した。この調査は同社が2002年度から毎年実施しているもので、今回で17回目となる。調査は2018年12月から2019年2月、日本、アメリカ、シンガポールの3カ国の企業を対象に実施したもの。2,807社(日本は1,794社)から回答を得ている。

調査結果によると、過去1年間で実施したセキュリティ対策のきっかけは、「経営層のトップダウン指示」が米国(66.1%)、シンガポール(55.4%)で群を抜いて多かったのに対し、日本は23.7%にとどまった。日本で多かった回答は、「自社でのセキュリティインシデント」(33.6%)、「他社でのセキュリティインシデント事例」(27.1%)、「内部監査・内部有識者からの指摘」(27.0%)であった。レポートでは、日本は対応が後手に回るケースが多いとしている。

また、過去1年間で発生したセキュリティ事件・事故では、米国、シンガポールが1位に「DoS攻撃・DDoS攻撃」、2位に「Webアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃」であったのに対し、日本は1位が「電子メール、FAX、郵便物などの誤送信・誤配信」、2位が「情報機器・外部記憶媒体の紛失・置き忘れ・棄損」であった。これらは米国では9位と10位、シンガポールでは後者が8位となっている。この背景には、米国とシンガポールがクラウドサービスの活用やDXへの取り組みが進んでいることがあるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊20年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×