パスワード盗用型トロイの木馬が72%増加--四半期レポート(マカフィー) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.11.19(日)

パスワード盗用型トロイの木馬が72%増加--四半期レポート(マカフィー)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

マカフィー株式会社は4月11日、「McAfee脅威レポート:2012年第4四半期」を発表した。これによると、第4四半期には「PCに保存されている最も価値ある知的財産は、ほとんどのケースでユーザ認証情報」であるとの認識から、ユニークなパスワード盗用型トロイの木馬のグループが72%増加した。また、マルウェアの主な配信方法として、ボットネットに代わり不審なURLが勢いを増し続けている。同四半期、不審なURLの数は新しく70%増加した。不審なURLは1カ月平均で460万件新たに検出されており、これは過去2四半期の1カ月平均である270万件のほぼ倍に相当する。これらURLの95%には、コンピュータへの不正侵入を目的に設計されたマルウェア、エクスプロイトまたはコードが存在していることが確認されている。

同四半期、マスターブートレコード(MBR)に関連したマルウェア数が27%増加し、四半期ベースで過去最高を記録した。このような脅威は標準的なウイルス対策ソリューションでは検知できない。いったん組み込まれてしまうとユーザ情報を詐取するだけでなく、悪意ある他のソフトウェアをダウンロードしたり、感染したPCを利用して他のPCやネットワークに攻撃を仕掛けたりする。モバイルマルウェアでは、2012年に発見したモバイルマルウェアのサンプル数は、2011年に比べて44倍に急増した。つまり、全モバイルマルウェアサンプルの95%が2012年の1年間のうちに出現したことになる。サイバー犯罪者は現在、モバイル向けAndroidプラットフォームへの攻撃に注力しており、第4四半期単独でAndroidをターゲットとしたマルウェアの新サンプル数は85%増加している。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

    2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

  2. 最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

    最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

  3. 狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

    狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

  4. PCのWebカメラで覗き見される脅威は知りつつも、物理的対策は4割に満たず(Avast)

  5. セキュリティ関連機器・システム/サービス市場、需要のピークは2019年か(富士経済)

  6. 産業用制御システムでもランサムウェアを検知--上半期レポート(カスペルスキー)

  7. 文部科学省「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」策定のポイント(ALSI)

  8. ランサムウェアの被害件数は前年から約3.5倍、検出台数は約9.8倍に(トレンドマイクロ)

  9. 2016年の個人情報漏えい、「紛失・置き忘れ」原因が大きく後退(JNSA)

  10. IT予算に占める情報セキュリティ予算、割合は増加するも金額は減少(カスペルスキー)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×