インタビュー
ウクライナと東京を繋げた瞬間 ~ 日本プルーフポイント 増田幸美がこだわるプレゼンテーションスライドの一枚目
(日本プルーフポイント株式会社 チーフ エバンジェリスト 増田 幸美 氏) Proofpoint 創業者のエリック・ハーンは、電子メールを使ったグループウェアを開発する企業を創業し、成長した事業を Netscape 社に売却、そのまま Netscape の CTO に就任した。その後、自身が開発した言語解析エンジンを活用しスパムメール対策の製品を開発、2002 年に再び事業を興す。Proofpoint の誕生である。
2012 年の米 NASDAQ 市場への上場は、この堅実なメールセキュリティ企業の転機となった。戦略的だが一貫性のある M&A をくり返し、極めて独自の存在感を持つセキュリティ企業に成長していく。2013 年には MTA(メール転送エージェント)のデファクト Sendmail 社を買収しメールセキュリティジャンルでの地歩を固めた。
特筆すべきは、2018 年のアウェアネストレーニングの大手 Wombat Security Technologies 社と、2019 年の内部犯行対策大手 ObserveIT の買収である。現在「メールセキュリティ」「アウェアネストレーニング」「内部犯行対策」という 3 つのサービスをコアにして「ピープルセントリックセキュリティ」を標榜し、セキュリティ対策の一丁目一番地にして、最も困難と考えられてきた「人間の脆弱性」対策領域に正面から挑戦している。
人の脆弱性への対策サービスの多くは、根本的な解決を最初から放棄し、「標的型攻撃メール訓練 ○回実施」「講習 年○回実施」「オンライントレーニング視聴 のべ○○時間」など、事故発生後の責任逃れを保証してくれる、いわば「アリバイ提供サービス」と化しているきらいがある。
そのような状況の中で Proofpoint は「 Very Attacked People(最も攻撃される可能性のある社内の人物)」などの同社独自の概念を提唱しロジカルで定量化したアプローチを取る点に決定的な差がある。
2020年には、FireEye や Cybereason のカントリーマネージャーとして、両社の国内シェア爆上げに豪腕をふるった茂木正之が代表取締役社長に就任、長年課題とされてきた同社製品の日本語ローカライズ版を、就任から 1 年で提供開始させるなど、「日本の企業文化・日本の商習慣が求める人間の脆弱性への対策サービス」の提供に期待を集める。
インタビュー
ウクライナと東京を繋げた瞬間 ~ 日本プルーフポイント 増田幸美がこだわるプレゼンテーションスライドの一枚目
(日本プルーフポイント株式会社 チーフ エバンジェリスト 増田 幸美 氏)インタビュー
日本プルーフポイントの「人間中心主義」の内部脅威対策 Proofpoint ITM が守るもの
(日本プルーフポイント株式会社 シニアセールスエンジニア 田中 晴也 氏)インタビュー
メールセキュリティは一周回って重要な焦点に~ 日本プルーフポイント 内田浩一に聞く「人の脆弱性」の可視化
(日本プルーフポイント株式会社 シニア セキュリティ コンサルタント 内田 浩一 氏)インタビュー
日本プルーフポイント増田幸美のセキュリティ情報プレゼンテーション必勝ノウハウ
(日本プルーフポイント株式会社 チーフ エバンジェリスト 増田 幸美 氏)インタビュー
日本プルーフポイント 代表取締役社長 茂木正之の「人質交渉」
(日本プルーフポイント株式会社 代表取締役社長 茂木 正之 氏)インタビュー
「イメージは地味。しかもメールセキュリティはとても地道な仕事です。(笑)」
(日本プルーフポイント株式会社 セールスエンジニアリング部 部長 高橋 哲也 氏)インタビュー
ビジネスメール詐欺(BEC)はDMARCで防げるか
(日本プルーフポイント株式会社 セールスエンジニアリング部 シニアセールスエンジニア 佐藤 剛 氏)BLOG
「Proofpoint Blog 第12回 「FBIのIC3レポート:2021年、電子メール詐欺による経済的損失が過去最高を記録」」
BLOG
Proofpoint Blog 第11回「ロシア系インフラから発信されるクラウドのアカウント乗っ取り攻撃」」
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「Proofpoint Blog 第10回「大きく遅れる日本のなりすましメール対策:DMARC」」
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「proofpoint Blog 第9回「脅威を予測する!リスク分析による高度なセキュリティ運用の実現」」
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「proofpoint Blog 第8回「脅威を予測する!組織のリスクに基づくセキュリティ戦略の検討」」
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「proofpoint Blog 第7回「北朝鮮APT『TA406』による三つの脅威 - 詐欺、スパイ、盗みの手口」」
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「proofpoint Blog 第6回「そのサンドボックス運用にはご注意を! BCCモードのサンドボックス解析による大きなリスク」」
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「proofpoint Blog 第5回「テレワークが内部脅威を加速する 情報漏えいはサイバー攻撃より内部からが10倍多い事実」」
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「proofpoint Blog 第4回「TA456はソーシャルメディア経由で防衛関連企業を狙う」」
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「proofpoint Blog 第3回 「セキュリティと業務効率性の矛盾を両立する」」
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「proofpoint Blog 第2回「身代金を支払うのは正解か? ~ ランサムウェア支払い結果 7 か国比較から考えるサイバー犯罪エコシステムへの対処」」
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「proofpoint Blog 第1回「さよなら PPAP ~ やってはいけない PPAP 代替策」」
FBI のインターネット犯罪苦情センター(IC3)が発表した最新の年次インターネット犯罪報告書 によると、2021 年に米国ではサイバー攻撃やその他の悪質なサイバー活動が「かつてないほど増加」しました。
日本プルーフポイント株式会社は4月12日、フィッシング攻撃の現状を明らかにした年次レポート「2022 State of the Phish(フィッシング脅威の全容)」の日本語版を発表した。
最初の 1 枚目で受講者の目を奪い、一気に増田が凝視する世界と同じ緊張と辛苦に満ちた場所に引きずり込む。そんな力が 1 枚目のスライドには求められた。
本ブログ記事では、お客様のクラウドアプリを標的とした非常に活発な攻撃キャンペーンと、クラウドのリスクを保護する方法について説明します。
何年も前のことになるが、本誌編集部に、とあるIT管理ソフトの PR 代理店の担当者から、毎日のように電話をいただいていた時期があった。
DMARCは、ドメインのなりすましを強力に防ぐことができる唯一の認証技術です。しかも一番かんたんな設定であれば、約15分で対策を開始することができます。
日本プルーフポイント株式会社は2月1日、Emotetの猛威を受け「無料Eメールセキュリティ簡易アセスメント」を先着10社限定でサービス開始した。
増田は前日、あるいはその日の朝に起こった出来事に合わせて、プレゼンの内容をガラリと変える。それどころか、一つ前の師匠が話した演目に応じて、直前にスライドに大幅変更を加えることも当たり前。まるで熟練の落語家(はなしか)のようだ。
日本プルーフポイント株式会社は2月17日、「内部脅威による損失グローバルレポート2022」を発表した。
日本プルーフポイント株式会社は2月8日、国内企業と海外企業におけるメール認証の調査結果をもとに、安全性について分析を行い、日本における現状と課題、考察をまとめ発表した。
彼らはユーザー企業からもセキュリティ企業からも積極的に見て見ぬ振りをされてきた「ゼロにはならない」部分に、よせばいいのにわざわざ「 VAP( Very Attacked People )」などという小粋な名前をつけて、頼まれてもいないのに積極的に光を当てている。
境界型から出口対策、そしてゼロトラストと働き方や攻撃の変化に合わせて防御のトレンドも変化していますが、一貫していえるのは侵入されることを前提とした対策が重要になっている点です。
日本プルーフポイント株式会社は1月12日、マシンラーニングAIを活用したデータ保護対策を行うシンガポール拠点のDathena(ダティーナ)の買収完了を発表した。
セキュリティ対策は組織全体への展開を前提とした大きなプロジェクトになりがちですが、現状のリスクを可視化することにより、セキュリティ対策に柔軟性と即効性を持たせることができるようになってきました。
「彼らから提供されるセキュリティ情報をうのみにして伝えても、それは日本のメリットではないかもしれない」
日本プルーフポイント株式会社(proofpoint)は11月24日、新しい情報保護及びクラウドセキュリティプラットフォームの日本での販売開始を発表した。
本レポートでは、北朝鮮政府を代表して活動する攻撃グループに関連する多くの攻撃キャンペーンや行動について詳細に説明します
日本プルーフポイント株式会社(proofpoint)は10月31日、サイバー犯罪者TA575がイカゲームのルアー(おとりテーマ)を用いたDridexマルウェアの配布を確認したと同社ブログで発表した。
サンドボックスは、より安全に、かつ効率的に運用できる時代になりました。今必要なのは、攻撃者の一歩先へ進むための次の一手を考えることではないでしょうか。
「情報漏えいのうち何パーセントくらいが内部から発生していると思いますか?」この質問をした時に興味深い傾向がある。役職が高ければ高い方ほど、高いパーセンテージを答えるのだ。おそらくNeed to Knowで知る人こそが知っているインシデントが多いのだろう。
Proofpoint が、これまで積極的に無視されてきた最もネガティブな側面にわざわざ名前をつけて光をあてた。VAP などという対策が難しく正否が鮮明に表れる領域に、自ら歩を進めた Proofpoint には一体どんな勝算があるのか。