銀行協会職員や警察官などと名乗り、カードを騙し取る事案が多発(日本クレジット協会) | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

銀行協会職員や警察官などと名乗り、カードを騙し取る事案が多発(日本クレジット協会)

日本クレジット協会は、銀行協会職員、百貨店社員、警察官などと名乗り、クレジットカードやキャッシュカード等を騙し取る事案が発生しているとして、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
一般社団法人 日本クレジット協会は8月7日、銀行協会職員、百貨店社員、警察官などと名乗り、クレジットカードやキャッシュカード等を騙し取る事案が発生しているとして、注意喚起を発表した。

具体的には2種類のケースが確認されている。ひとつは、百貨店社員や警察官などを名乗る男から「詐欺の被害に遭っているかもしれない」「カードを止める手続きをする」などという嘘の電話があり、自宅に訪れた銀行協会職員を名乗る男にキャッシュカードとクレジットカードを手渡し、暗証番号を教えてしまうケース。

もうひとつは、銀行協会職員や百貨店社員、警察官を装った男から「あなたのキャッシュカードを使って買い物をしようとした人がいる」「あなたの個人情報が漏れている」と不安をあおられ、「より安全性の高いカードに交換した方がいい」と持ちかけられ、暗証番号を教えてしまい、さらに「古いカードを回収する」と告げられて、家を訪れた男にキャッシュカードを渡してしまうケース。

同協会では、銀行協会職員、百貨店社員、警察官等が、電話や訪問によりユーザの暗証番号を聞いたり、クレジットカードやキャッシュカードを預かるようなことは一切ないとして、注意を呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×