独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月8日、ForeScout Technologies Inc. が提供する「ForeScout CounterACT SecureConnector」のWindows向けエージェントに権限昇格の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大最大Base Scoreは7.0。「SecureConnectorのWindows向けエージェント」には、不適切なアクセスパーミションでの一時ファイル作成(CVE-2016-9485)、不適切なアクセスパーミションのディレクトリに一時ファイル作成(CVE-2016-9486)の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、管理者でない一般ユーザ権限のアカウントを使用しているユーザによって、SYSTEM 権限を取得される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにアップデートを適用するよう呼びかけている。