一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は、Webサイトの更新はないもののTwitterで情報提供を続けている。これによると、JPCERT/CCでは未確認だが地震関連の情報を検索エンジンで「英語で」検索すると、上位にウイルスなどの不正プログラムを含むリンクが表示されるという問題が報告されているという。また、米US-CERTが宮城県沖地震に関連したフィッシングや偽アンチウイルスソフトが発生するだろうと注意を呼びかけていることも紹介している。さらに、災害関連情報を伝達する手段としてTwitterは有効だが、むやみなRTはデマが出回るのを助けることになりかねないとして、落ち着いて読み、一次発信者のつぶやきを公式RTするよう呼びかけている。災害義援金を募るフィッシングメールやスパムに気づいたときは、info@jpcert.or.jpまで連絡することも呼びかけており、JPCERT/CCでは報告を受けてフィッシングサイトの停止、マルウェアを配布しているサーバの停止などのコーディネーションを行うとしている。(吉澤亨史)JPCERT/CCのTwitterアカウント@jpcerthttps://twitter.com/jpcert/