多数の国において、サイバー犯罪を取り締まる法体系の不備(McConnell International社) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.17(日)

多数の国において、サイバー犯罪を取り締まる法体系の不備(McConnell International社)

国際 海外情報

『コンピュータ犯罪に適用させる法律を整備している国はまだ少数で、多くの国が犯罪に関与したハッカーに対し何ら刑罰を下せずにいる』とする報告書がコンサルティング会社McConnell International社により発表された。今回、調査の対象となったコンピュータ犯罪はデータ窃取および傍受、システム侵入および破壊、ウイルス散布、詐欺行為など10項目に上る犯罪行為で、52ヶ国を対象に質問を行った。

 報告書によると、33ヶ国がコンピュータ犯罪を取り締まるための法改正を未だ行っていないと回答し、10ヶ国が約半数のコンピュータ犯罪に適用される法律を制定したと回答した。そして、9ヶ国が調査対象となっているコンピュータ犯罪のうち6つの犯罪に適用されるよう法改正を行ったと回答した。また、10種類全てのコンピュータ犯罪に適用される法律を整備していたのは1ヶ国、フィリピンのみだった。

 報告書の作成者Brusce McConnell氏は「物理的な不正侵入や破壊活動を取り締まる現行のテロリズム防止法を“バーチャル”空間におけるテロ行為に適用することは出来ない。最近、電子商取引サイトを狙ったサービス使用不能攻撃などが多数発生しており、コンピュータ犯罪に関する法の整備が急務となっている」と述べた。コンピュータ緊急対応チーム(CERT)によると、今年(2000年)の1月〜9月までに報告されたコンピュータ犯罪件数は前年同期の54%増だった。

《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

国際 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. どこかへ跳んでいけ、出来の悪いラビット(The Register)

    どこかへ跳んでいけ、出来の悪いラビット(The Register)

  2. 米軍のSNSに対する膨大なスパイアーカイブ、AWS で数十テラ閲覧可(The Register)

    米軍のSNSに対する膨大なスパイアーカイブ、AWS で数十テラ閲覧可(The Register)

  3. 死亡した男性のメールアカウントを巡るヤフーと裁判所の争い(The Register)

    死亡した男性のメールアカウントを巡るヤフーと裁判所の争い(The Register)

  4. ロシアが中印らと独自インターネット構築か、グローバルDNS分裂の危機を追う(The Register)

  5. 捜査中だった米大統領選に使用されたサーバのデータが消失(The Register)

  6. 「Tor 禁止令」を解く Facebook、暗号化の onion アクセスポイントを宣伝~これからは暗号化通信も完全に OK(The Register)

  7. Anonymousが幼児虐待の秘密の拠点を閉鎖~Tor小児愛者を攻撃し氏名を暴露(The Register)

  8. インドのレジストリで情報漏えい、インドのネットを壊滅させるデータのビットコイン価格とは(The Register)

  9. Mac OS X のシングルユーザモードの root アクセス(2)

  10. WPA2の新たな脆弱性への攻撃KRACK、暗号化技術の根底にある欠陥(The Register)

全カテゴリランキング

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×