中国政府を背景に持つAPT40によるサイバー攻撃について日本の見解を発表 | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

中国政府を背景に持つAPT40によるサイバー攻撃について日本の見解を発表

外務省は7月19日、中国政府を背景に持つAPT40によるサイバー攻撃等について日本の見解を発表した。APT40は中国政府を背景に持つ可能性が高いと日本でも評価しており、APT40等の攻撃を強い懸念をもって注視している。

脆弱性と脅威 脅威動向
 外務省は7月19日、中国政府を背景に持つAPT40によるサイバー攻撃等について日本の見解を発表した。APT40は中国政府を背景に持つ可能性が高いと日本でも評価しており、APT40等の攻撃を強い懸念をもって注視している。

 英国及び米国等は現地時間7月19日に、中国政府を背景に持つAPT40といわれるサイバー攻撃グループ等に関して声明文を発表するとともに、米国ではAPT40の構成員4名を起訴した。日本は、今回の英国及び米国等の声明について、サイバー空間におけるルールに基づく国際秩序を堅持するとの決意を示すもので、強く支持するとしている。

 日本においても、先般、中国人民解放軍61419部隊を背景に持つTickが関与した可能性が高いサイバー攻撃について発表を行っており、また今回のAPT40からの攻撃では、日本企業も対象となったことを確認している。

 日本では、自由、公正かつ安全なサイバー空間という民主主義の基盤を揺るがしかねない悪意あるサイバー活動は看過できず、国家安全保障の観点からも強く懸念しており、今後もG7諸国を始めとする国際社会と緊密に連携し、自由、公正かつ安全なサイバー空間の発展のための取組を進めるとのこと。
《ScanNetSecurity》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×