社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は2月1日、茨城県筑西署が同日までに、権利者に無断で複製された映像作品を頒布していた千葉県佐倉市の親子(無職女性:64歳、同無職女性:36歳)を、著作権法違反(みなし侵害)の疑いで逮捕したことを、著作権侵害事件として発表した。この親子は共謀して、2017年4月5日頃から同年6月8日頃までの間、前後3回に渡り、株式会社宝塚クリエイティブアーツが著作権を有する、宝塚歌劇公演に関する販売用DVDを無断で複製したDVD-R合計17枚を、3名の購入者に対し代金合計18,040円で販売・頒布していた。同署捜査員がサイバーパトロールで犯行を発見、ACCSを通じて著作権者に連絡したことが端緒。警察によると、女性は4年間で海賊版販売により約500万円を売り上げていたものと見て捜査している。著作権者によると、正規購入者からの通報(情報提供)や独自調査等などにより、チラシに「おまけ」などと称して海賊版を販売する方法のほか、インターネットオークションやスマホアプリに実装された取引機能を使わず、過去に取引のある購入者に対して直接、海賊版販売を持ちかけるなどのケースがあることを把握しており、いずれのケースも刑事告訴を含め厳然と対処していくとしている。
Microsoft Office における数式エディタでのオブジェクト取り扱い不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.1.28 Sun 21:00