社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は4月1日、神奈川県警察、新潟県警察、熊本県警察、岩手県警察合同捜査本部が同日、ゲームのセーブデータを改造するツール(サービス)を提供していた法人と、その代表者及び従業員ら3名を、不正競争防止法違反の容疑で横浜地検に送致したことを著作権侵害事件として発表した。法人らは、ゲームのセーブデータを改造するための機器及びサービス(改造ツール)を販売・提供していた。しかし、購入者がこの改造ツールを使用する過程において、当該法人らによる、セーブデータに施された技術的制限手段を回避する役務の提供が判明し、これについて不正競争防止法違反の容疑が持たれている。