株式会社ハイパーギアは5月8日、Internet Explorer 6.0/7.0に対応し、画面キャプチャーの防止、印刷の制限などを行える情報漏洩防止システム「HG/WEB Defender」を簡単に運用できる、ソフトウエアフィルターサーバ「HG/WEB Defender VFS」を発表した。発売は5月下旬。HG/WEB Defenderは、従来のWebシステムでは不可能だった、Web画面のキャプチャーの防止、印刷制限などを行える情報漏洩対策ツール。ActiveX用のObjectタグを埋め込むだけで制御ができ、静的なHTMLページだけでなく、ASP、JSP、CGI、PHPなどで生成されたページも保護できるのが特長。今回発売するHG/WEB Defender VFSは、このHG/WEB Defenderで保護したいWebページのデータをフィルタリングし、Objectタグ自動埋め込みや、Webシステムのユーザー認証、SSL暗号化を1サーバで行えるようにしたオプション製品。Apacheの拡張モジュールとして実装し、Proxyサーバとして動作するため、元のサーバには手を加える必要が無く、導入・設定も簡易。一般的なApacheサーバ環境であればすぐに高度な情報漏洩対策を実現できる。対応OSはWindows Server 2003 SP1/Red Hat Linux Ver.3。Apache2.2 mod_proxyモジュール、mod_filterモジュール対応。価格は、1サーバ当たり207,900円。保守料金は1サーバ/年間で41,580円。http://www.hypergear.com/mt/main/archives/2008/05/post_23.html