株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは11月16日、OSレベルでの厳格なアクセス制御や権限の細分化により、企業内に多数存在するサーバを不正アクセスから守るOSセキュリティ強化ツール「SHieldWARE」を11月22日に発売すると発表した。本製品は、既存のサーバにインストールするだけで、不正なシステムコールを捕らえて強制的に実行を拒否し、サーバ内部から攻撃を防御することが可能。また、プロセスやユーザなどのシステムリソースに対して特殊なセキュリティ属性を付与することで厳格なアクセス制御を行い、アクセス権限を細分化することにより、万が一管理者権限が乗っ取られた場合でも影響範囲を最小限に抑えることができる。さらに、OSへのアクセスログを詳細に記録して情報漏洩を抑止し、事後の監査に利用することが可能。http://www.ssl.fujitsu.com/news/2004/press041116.html