セキュリティホール情報<2003/07/02> | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

セキュリティホール情報<2003/07/02>

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脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
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※ 下記の情報は、SCAN シリーズの「Scan Daily EXpress」の見出しを転載したものです
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<プラットフォーム共通>
▽ Abyss Web Server
 Abyss Web Serverのバージョン1.1.4、1.1.2およびそれ以前は、複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に不正なHTTPヘッダを作成されクロスサイトスクリプティングを実行されたり、システム上で任意のコードを実行される可能性がある。

▽ paBox
 paBoxのバージョン1.6は、複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行されたり、パスワードをリセットされる可能性がある。

▽ SSL
 多くのアプリケーションに採用されているSSL(Secure Sockets Layer)PCTプロトコルは、バッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。

▽ CuteNews
 CuteNewsのバージョン1.xは、クロスサイトスクリプティングを実行されるセキュリティホールが存在する。リモートの攻撃者は、開いたとたんに実行される悪意あるスクリプトを含んだHTMLエレメントを作成することで、クッキーベースの認証資格証明を奪取される可能性がある。 [更新]

▽ WebBBS
 WebBBSは、クロスサイトスクリプティングを実行されるセキュリティホールが存在する。リモートの攻撃者は、開いたとたんに実行される悪意あるスクリプトを"Name"、"Email"、"Message"フィールドに埋め込める可能性がある。 [更新]

▽ pod.board
 pod.boardのバージョン1.11は、ユーザのパスワードをプユーザ入力を適切に処理していないことが原因で、クロスサイトスクリプティングを実行されるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にクッキーベースの認証資格証明を参照される可能性がある。[更新]


<その他の製品>
▽ Opera
 Operaのバージョン7.xは、DoS攻撃を受ける複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、攻撃者にブラウザをクラッシュされたり、100%のCPUリソースを消費される可能性がある。

▽ ProductCart
 ProductCartのWindows版バージョン2は、msg.aspスクリプトがユーザ入力を適切に処理していないことが原因でクロスサイトスクリプティングを実行されるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にクッキーベースの認証資格証明を奪取される可能性がある。

▽ FTPServer/X
 FTPServer/XのWindows版バージョン1.00.045および1.00.046は、wsprintf()機能が原因でバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にクライアントをクラッシュされたりシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]

▽ ShareMailPro
 Windows用ソフトであるShareMailProのバージョン3.6.1には、複数のセキュリティホールが存在する。これらの問題が悪用されると、リモートの攻撃者にメールサーバのステータスやユーザリストを参照される可能性がある。 [更新]


<Microsoft>
▽ Microsoft .Net Passport
 Microsoft .Net Passportは、攻撃者にパスワードをリセットされアカウントを乗っ取られるセキュリティホールが存在する。

▽ Microsoft Windows Media サービス
 Microsoft Windows Media サービスのISAPI(Internet Services Application Programming Interface)エクステンションの一部であるnsiislog.dllは、細工されたHTTPリクエストに対して適切なチェックを行っていないことが原因で、バッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、リモートからDoS攻撃を受けたり任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]

▽ Microsoft Windows Media Player
 Microsoft Windows Media Playerに含まれるActiveXコントロールは、細工されたスクリプトを適切にチェックしていないことが原因で、セキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを利用された場合、リモートからメディアライブラリ情報を奪取される可能性がある。[更新]


<UNIX共通>
▽ ProFTPD
 ProFTPDのバージョン1.2.7から1.2.9rc1は、アスキーモードでの転送時にセキュリティホールが存在する可能性がある。

▽ python
 Python は推測可能なテンポラリファイルを作成することが原因で、シンボリックリンク攻撃が可能となる脆弱性が存在する。この問題を利用することにより、ローカルから任意のコードを実行される可能性がある。[更新]

▽ squid
 squid は実装上の原因により、複数のセキュリティホールが存在する。攻撃者にこれらのセキュリティホールを悪用された場合、リモートから任意のコードを実行されたり、不正アクセスされたり、ユーザ情報を漏洩する可能性がある。 [更新]

▽ sendmail
 sendmailのparseaddr.c 内にある prescan() 関数は、細工 (非常に長い)されたメールヘッダフィールドに対して適切なチェックをしていないことが原因で、バッファオーバーフローの問題が存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、リモートから任意のコードを実行される可能性がある。[更新]


<SunOS/Solaris>
▽ Sun ONE Web Server
 Sun ONE Web Serverのバージョン6.0SP5以前および4.1SP12以前は、クライアント情報をホスト名でログインするよう設定している場合にJavaScriptが実行されるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、悪意のあるコードを実行される可能性がある。


<Linux共通>
▽ unzip
 Red Hat Linuxに含まれるunzipパッケージは、ファイルを上書きされるセキュリティホールが存在する。攻撃者はプリントが不可能な文字列を使用することでフィルターをバイパスし、ファイルを上書きできる可能性がある。

▽ Vmware Workstation
 Vmware Workstationのバージョン4.0は、ファイルを適切に扱っていないことが原因でシムリンク攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者にファイルを上書きされたり権限を昇格される可能性がある。 [更新]

▽ Linux
 Linuxのバージョン2.4.xはexecve 機能が原因で、セキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者に権限を昇格される可能性がある。 [更新]

▽ tcptraceroute
 tcptracerouteは適切に権限を破棄していないことが原因で、セキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、ローカルから権限を昇格される可能性がある。 [更新]

▽ vim
 vimは、modelinesオプションで使用されるlibcall機能が細工されたテキストファイルを適切にチェックしていないことが原因で、セキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、ローカルから任意のコマンドを実行される可能性がある。 [更新]

▽ dvips
 Dvipsに管理フォントが原因で、セキュリティホールが存在する。この問題を利用することにより、リモートから任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]

▽ Kernel
 Linux kernelのバージョン2.4は、DoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にCPUリソースを消費され、機密性の高い情報を奪取される可能性がある。 [更新]


<リリース情報>
▽ Linux kernel 2.5.73-bk9
 Linux kernel 2.5.73-bk9がリリースされた。
 http://www.kernel.org/

▽ Mozilla 1.4
 Mozilla 1.4がリリースされた。
 http://www.mozilla.org/


<セキュリティトピックス>
▽ サポート情報
 トレンドマイクロのサポート情報がアップされている。
 2003/07/02 更新
 http://www.trendmicro.co.jp/esolution/newsolution.asp

▽ サポート情報
 日本ネットワークアソシエイツ、ここ一週間のあいだに更新(あるいは新掲載)されたQ & A
 2003/07/01 更新
 http://www.nai.com/japan/pqa/pqa_newqa.asp

▽ トピックス
 @police、世界のセキュリティ事情を更新
 http://www.cyberpolice.go.jp/international/

▽ トピックス
 日本ネットワークインフォメーションセンター、IPアドレス管理指定事業者連絡会のご案内
 http://www.nic.ad.jp/ja/topics/2003/20030701-01.html

▽ トピックス
 日本ネットワークセキュリティ協会、PKI 関連相互運用性に関する調査報告
 http://www.ipa.go.jp/security/fy13/report/pki_interop/pki_interop.html

▽ トピックス
 経済産業省、ITスキル標準センターの設立及び研修ロードマップの公表等について
 http://www.meti.go.jp/kohosys/press/?04041951

▽ トピックス
 JPCERT/CC、JPCERT/CCへの連絡方法
 http://www.jpcert.or.jp/form/

▽ 統計・資料
 トレンドマイクロ、2003年度上半期および6月のウイルス感染被害レポートを公開
 http://www.trendmicro.com/jp/security/report/report/archive/2003.htm

▽ ウイルス情報
 シマンテック、W32.Evan.Int
 http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/w/w32.evan.int.html

▽ ウイルス情報
 日本ネットワークアソシエイツ、W32/Klexe@MM
 http://www.nai.com/japan/security/virK.asp?v=W32/Klexe@MM

▽ ウイルス情報
 ソフォス、W32/Sluter-A
 http://www.sophos.co.jp/virusinfo/analyses/w32slutera.html

▽ ウイルス情報
 ソフォス、W32/Colevo-A
 http://www.sophos.co.jp/virusinfo/analyses/w32colevoa.html

▽ ウイルス情報
 アラジンジャパン、Win32.Klexe
 http://www.aladdin.co.jp/esafe/virus/v_all/Win32_Klexe.html


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