株式会社バガボンドは3月3日、株式会社ネットワークセキュリティテクノロジージャパン(NST-JAPAN)の有馬貴司氏を代表とする「WEBアプリケーション セキュリティ研究会」を設立した。 現在オープンなWebサイト上で稼働するWebアプリケーションには、体系的・組織的な対処方法が確立されておらず、脆弱性を有するものが少なくない。このWebアプリケーションの脆弱性による、機密情報や個人情報の改ざん・流出が起こる可能性を秘めている現状を把握し、今回の研究会設立を決定した。 同研究会は、Webサービスに伴うセキュリティの情報交換、技術交換を目的としたもの。定例会として研究会主催のセミナーを毎月(または隔月)で開催し、会員の情報交換の場を設け、また、メールマガジン発行などの活動を行う。 参加会員企業は、AIU保険会社、テクマトリックス株式会社、株式会社デジタル・マジック・ラボ、トライコーン株式会社、株式会社ネットワークセキュリティテクノロジージャパン、丸紅株式会社など。 第一回研究会「WEBアプリケーションセキュリティ研究会Vol.1」は、3月12日に開催される。今回のセミナーでは、トライコーンより「ASP運用におけるセキュリティへの取り組み」、NST-JAPANより「WEBアプリ脆弱性の傾向とその原因」についての講演が行われる。会員以外でもセミナーの参加は可能。日時は2003年3月12日(水)14:30〜16:10。会場はフォーラム8 12階 1206号室(東京都渋谷区)。参加費無料(定員になり次第締切)。申込み・問い合わせは、WEBアプリケーション セキュリティ研究会事務局(e-mail:websec@vagabond.ne.jp TEL:03-3464-2911)まで。http://vagabond.co.jp/c2/websec/