株式会社シマンテックは4月27日、インターネットワーム「W32.BadTrans.13312@mm」が米国において感染が急増していることを受け、危険度を3から4にあげ、警告を発するとともに駆除方法を発表した。 このウイルスはhkk32.exeというトロイの木馬をWindowsディレクトリにコピーし実行、次回起動したときにMAPIを利用し、デフォルトのメールクライアントに存在する全ての未読メッセージに対して大量に返信する。 シマンテック社のウイルス対策研究所「SARC」では同ウイルスに対し、4月11日付けの定義ファイルで対応できると発表。その駆除方法については、Norton AntiVirusでスキャンを実行し、当該ウイルスとして検出されたファイルを全て削除するように呼びかけている。http://www.symantec.com/region/jp/news/year01/010427.html