チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は1月6日、チェック・ポイント独自の調査とユーザから寄せられた意見に基づく、2012年の注目すべきセキュリティ動向予測を発表した。インターネットを利用したサイバー攻撃が複雑化の一途をたどっており、規模にかかわらずすべての企業は、最新の技術動向やコンプライアンス要件に合わせたリスク管理戦略の見直しが求められるとしている。同社はセキュリティ動向のトピックとして、「モバイル・デバイスを狙った攻撃の増加とその対策の強化」「QRコードの悪用」「個人情報を利用したソーシャル・エンジニアリング攻撃が増加」「マルウェアの産業化」「ボットネットが組織へのバックドアとして利用」「IPv6に移行する企業が急増」「セキュリティ対策としての仮想化技術の利用の増加」「ソーシャルボットが台頭」「大型イベントに便乗した不正なSEOがさらに増加」を挙げている。