昨日(8月1日)より活動を再開したウイルス「CodeRed」に対して関係各所より警告が発されている。システム、サーバ管理者は下記の情報を閲覧しておくことを薦める◆「CodeRed」の概要: 同ウイルスはトロイの木馬型のウイルスであり、はIISで使用されているインデックスサービスのセキュリティホールを利用して、その感染を拡大していく。その活動は日付が1日から19日の場合、セキュリティホールを狙い感染を拡大しようと試みる。20日から28日の場合には、特定のサイトに対して任意のデータを送信し、DoS攻撃を試みる。29日から31日の場合には活動しないとされている。 パッチのダウンロード先URL(マイクロソフト社) http://www.microsoft.com/japan/technet/security/codealrt.asp 関係各所の警告を以下に掲載する。▼コンピュータ緊急対応センター(JPCERT/CC) マイクロソフト社より提供されているパッチを至急適用するよう推奨。 http://www.jpcert.or.jp/at/2001/at010017.txt▼トレンドマイクロ マイクロソフト社より提供されているパッチを至急適用するよう推奨。また同ウイルスにはパターンファイル917以降で対応可能。ウイルス詳細:http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/codered_a.htmパターンファイルのダウンロードサイト:http://www.trendmicro.co.jp/support/index.htm▼日本ネットワークアソシエイツ マイクロソフト社より提供されているパッチを至急適用するよう推奨。また、同ウイルスにはDATファイル4149以降、エンジンバージョン4.0.70以降で対応している。なお、同社ではこのウイルスについてのQ&Aを掲載している。ウイルス詳細:http://www.nai.com/japan/virusinfo/virC.asp?v=CodeRed&a=CDATファイルのダウンロードサイト:http://www.nai.com/japan/download/dat.aspQ&Ahttp://www.nai.com/japan/pqa/pqa.asp?ancProd=McAfeevinfo&ancExtract=/CodeRed▼日本エフ・セキュア マイクロソフト社より提供されているパッチを至急適用するよう推奨。ウイルス警告:http://www.f-secure.co.jp/200108021/ウイルス詳細:http://www.f-secure.com/v-descs/bady.shtmlパターンファイルダウンロードサイト:http://www.f-secure.com/download-purchase/updates.shtml▼シマンテック マイクロソフト社より提供されているパッチを至急適用するよう推奨。また、7月18日以降の定義ファイルで対応可能。同社より無償にて検知ツール、駆除ツールを配布。ウイルス詳細:http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/c/codered%20worm.html定義ファイルのダウンロードサイト:http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/defs.download.htmlツールのサイト(リリース詳細):http://www.symantec.com/region/jp/news/year01/010801_1.html▼ソフォス(代理店シー・エス・イー) マイクロソフト社より提供されているパッチを至急適用するよう推奨。また代理店の株式会社シー・エス・イーによると、8月1日を過ぎれば安全というわけではなく引き続き警戒するようにとコメントしている。ウイルス詳細(代理店シー・エス・イー):http://www.cseltd.co.jp/security/release/010723codered.htm▼トリップワイヤ・ジャパン マイクロソフト社より提供されているパッチを至急適用するよう推奨。その後、同社製品により正しく適用されているかのチェック、バックドアが仕掛けられていないかのチェックも併せて推奨。リリース詳細:http://www.tripwire.co.jp/press/010801.html