株式会社シー・エス・イーは、5月8日に米CERT/CCが警告を発したSolarisに感染するワームに対応したと発表した。 このワームは、「Unix/SadMind」と呼ばれ、Solstice AdminSuite の一部である sadmind プログラムがある Solaris システムのバッファオーバーランを利用して感染を広げる。感染した後、そこからWindowsのIISのWebサーバを検索、アクセスし、そのページを改竄する。 IISへの侵入には、既知のセキュリティホールを利用しているため、対処方法はすでに公開されている。 同社では最新のIDEファイル(sadmind.ide)にて対応している。ワームに関する詳細http://www.cseltd.co.jp/security/sav/virusinfo/analyses/unixsadmind.htmIDEファイルダウンロードサイトhttp://www.cseltd.co.jp/security/sav/downloads/ide/ide.htm