SCAN DISPATCH は、アメリカのセキュリティ業界及ハッカーコミュニティから届いたニュースを、狭く絞り込み、深く掘り下げて掲載します。
1月16日付け、TrendMicroの研究員のブログで、情報セキュリティ担当のポール・ファガーソンが、「"信頼されていた"ウェブサイトも安全ではない」との記事を書いている。"信頼されていた"というのは、アクセスすることでマルウェアに感染することなど、一般的には考えられ
何者かがFBIを騙って、「告訴されている」と連絡するe-mailを送信していると、FBIが住民に対して警告を行っていることを、ハワイ・カウアイ島の『THE GARDEN ISLAND』が報告している。e-mailの送信は、個人もしくは企業に対してだが、これはフィッシングメールだという。
●ハッカーが周到に用意したワーム
クウェートでサイバー犯罪の件数が、大変な速度で増加。市民は脅迫や盗難の脅威にさらされているとクウェート内部省が警告していると『Arab Times』が報じた。
2007年、世界で猛威をふるい、すっかりおなじみになった悪名高いストームワームだが、今年に入っても、早速このワームが世間を騒がせている。
ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)の、従業員による使用が、企業にとって年間数十億ポンド(数千億円)の負担になっているとの調査結果を、英国のGlobal Secure Systemsが発表した。使用は就業時間中に関するもので、調査を行ったGlobal Secure SystemsはITセキュ
●気になるSNSのセキュリティホール
米国のマイアミ地方裁判所で、ホテルのビジネスセンターのPCにトロイの木馬をインストールすることで、利用者のデータを不正に獲得していたハッカーが有罪判決を受けた。
Fortune 500に名前を連ねる企業をはじめ、州政府機関、学校などのウェブサイトが多数、悪意あるコードに感染していると、『Computer World』『Hack in the Box』や『Slapshot』、『The Register』といったITセキュリティサイトが報告している。
今年8月11日に、『www.techcrunch.com』が、Facebookのメインインデックスのページのソースコードがリークして、Facebook Secretsという名称のブログに掲載されているとの記事を発表している。リークしているというのは、コードがコピーされて、このFacebook Secretsに
●中国からの攻撃に備える世界
「2007年、個人情報盗難事件で漏洩したデータの件数は2006年の数字より3倍以上となった」と、USAトゥディが伝えている。
米国で最も重要とされている科学研究所のうち2軒で、コンピュータシステムがハッカーによる攻撃を受け、侵入されたというニュースが発表され、米国民にショックを与えている。また、攻撃元は中国と考えられている。
オンラインバンキングを用意している銀行は、多数のセキュリティ対策を講じて悪意のある攻撃を阻止している。が、顧客がログインして送金するキーストロークをそのまま複製することによって、そのセキュリティを回避するトロイの木馬である「Prg Banking Trojan」が流行
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